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#最近の学び


#最近の学び

先日、#多様性について考える、の投稿のなかで、「学び」は、夢や希望を紡ぐと同時に反省でもある、と書いた。。

そんなある日、2階の納戸を片付けていると、大学時代の恩師からの懐かしい手紙が見つかった。。

先生は、人権教育の先生で、一時的に他大学から来られ、大学3年次の集中講義を担当されていた。。

当時のわたしは、肉親の生死に直面していて、大学と郷里を行ったり来たりしており、レポートの提出もままならない状況だった。。

そんな中で、受けた先生の講義は、多感なわたしに多大な影響を与え、卒論のテーマにもなり、父親の教育観とも相まって、その後の人権意識を育むリスタートとなった。。

片付けもそこそこに、先生からの手紙を読み返したわたしは、すぐに先生の名前を検索し、近況を調べた。。

先生は、その後、県内の他大学の学長を務められ、3年前に亡くなられていた。。

早速、先生の著書を取り寄せ、一気に読んだ。。

すると、不思議なことに、地域共生社会の講演やヤングケアラー講演会に参加する機会に恵まれた。。

ほんの2週間程度の間の出来事だ。。

先生の著書も他の講演も、自分史を交えて語られた人権教育の内容で、いま、また、人権について、リカレントする学びの機会を与えられている。。

人権とは、人として生きる権利であり、自由であり、人の尊厳を守るためのものである。。

わたしの日々のちいさな実践でできることは、目の前の子どもたちの放課後の生活を豊かにすること、例えば、学力の保障であったり、あそびや休息の保障であったり、子どもたちに寄り添い差別やいじめの不合理に互いに気づくことであったり、子どもたちの第3の居場所としての機能を地域で高めていくことであったりする。。

人権教育は、生涯学習であり、自分さがしの学習でもある。。

過去から受け継がれ、現在、未来へと拓かれていく、世界共通の教育だ。。

そのためには、まず自分自身の人権感覚を少しでも研ぎ澄まし、知っているつもりでなく、真実と出会い、目の前のちいさな一つ一つの関係をたいせつに、人として生きるとはなにかを考えていかねばならない。

先生の著書には、謙虚に、厳しく、優しさをもってと、書かれていた。。

慌しく、過ぎた2週間。。

さぁ、今年も折り返し!!

これがいまわたしの、#最近の学び、である。。

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