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#キジ猫トラのつぶやき日記⑦

本当に久しぶりに(1年ぶりに)つぶやくよ。
2023年、トラ年が終わって、ウサギ年になったよ。
覚えてくれているかなぁ、そう、ちょっとこわい?!ウサギのハナちゃんの年だよ。

この1年で、飼い主の隆くんちも、いろんなことが変わったよ。
ちょっと秘密のことも?!多いけど、家族が増えたんだ。

にんげんのおとうさん、おかあさんにとっては、うれしく、忙しい1年だったとおもうよ。
おかあさんの昨年の目標は、とぶだったみたいだから、ウサギ年になる前から、ちょっととんでたみたいだけど。
淡々と生きるっていうボクの目標も、うれしい悲鳴?!をあげてたかも。

それから、ご近所の野良猫さんが、地域猫になったんだ。
本当によかった。
1代限りのいのちは、保護猫のボクとおなじ。
精一杯、生きようね。

いまは、昨年のつぶやき日記⑥とおなじ大寒、あと少しで、立春を迎える季節。
今日も、雪が降って、本当に寒かったんだ。

今春からは、もっといろんなことが変わりそうだよ。
おかあさんの仕事場でも、マスクの着用や黙食・・・、などなど、いろんなルールが変わりそうだよ。

ボクたちネコにも、なにか影響?!はあるのかなぁ。

みんながいのちの尊さについて考え、もがきながらも?!なんとか生き合っている。
ボクたちネコにも、ゴロゴロしてても、そんな感じが伝わってくる。

ボクの先輩ネコだった、マルの飼い主、養老さんも言ってたけれど、自分の外に、なにか変わらないものさしを持って、ときどきそのものさしに照らし合わせて、変わっている自分を見つめ、考える、そんな時代なのかもしれない。

お正月に、みんなで集まって、生物多様性のテレビをみたよ。

おとうさんとおかあさんは、アリノタカラがかわいい!!と、お気に入り。

ボクは、ちょっとやきもちを焼いたけど、ボクから見ても、かわいかった。

自然や歴史が繋いできた重層と、いまを生きてるボクたちの表層、さらにはこれからのいのちにも向き合って、多様ないのちがどう生き合えるか。

窓から、地域猫になった同輩を見ていると、寒いけれど、水が飲めて、エサがもらえて、糞場があって、ねぐらがあって、散歩道があって、少しの仲間がいて、がんばって生きている。

大変だけど、ボクにはない、たくましさがある。
どう生きたら、自分を守れるか、共生できるか、智慧がある。

言葉はないけれど、いまある環境をなんとか活かしながら、ちいさないのちを生きている。

ボクにはない、外の世界、外のものさし。
今日も窓から見つめていた。

ボクの変わらないものさしは、どこにあるんだろう。
ボクは、変わっているんだろうか。

もうすぐ春が来る。
日に日に、陽が長くなる。
日に日に、あたたかくなる。

明るいほうへ、進みたい。
ちいさないのちの先見性を信じたい。

ボクのものさしかもしれない。
ボクは、同輩ネコの気持ちが少し、わかるようになったのかもしれない。







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