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ノスタルジアコンサート

 今回は、住友生命いずみホールで行われました。今までより、現代の曲は少なく、「春」を意識した曲を中心に、唱歌や日本の歌、懐かしい曲がそろいました。そして、歌劇を三曲も歌ってくれたのは、聴きごたえありました。

 司会はおなじみになった谷浩一郎氏と辻村明香氏。息もぴったりで、スムーズな進行でした。女性陣による「フィガロの結婚」より「恋とはどんなものかしら」と喜歌劇「ヴィリアの歌」は、澄んだ声で美しかったです。今回の女性陣への質問は、好きな花と花言葉でした。薔薇や桜、ミモザ、百合といった類に共感でしたが、藤本さんの「彼岸花」には、ちょっとびっくり。確かに妖艶で綺麗な花ですが、どことなくあの世を想像し、好きな花に選ぶには勇気いるなあ、と思いました。情熱という花言葉も。

 男性陣は「フイガロの結婚」より「もう飛ぶまいぞこの蝶々」。こちらは力強さも加わりました。男性陣への質問は、好きな哲学者と言葉といった難しいものでした。キリスト・孔子・ソクラテスといった偉人のなかで、孫氏が「音楽家ですが、シューマンの、優しい曲を上手に優しく弾く努力を」といった言葉には、新しい発見というか、学びになりました。
何気ないようで、結構、難しいことだと思うからです。

 今回は、朝ドラのハッピー・ブギを振付つきで男女で歌ってくれたのも嬉しかったです。少し、スローでしたが、綺麗なハーモニーは、趣里さんと別の美しさと楽しさでした。今期の朝ドラ「ブギウギ」は大好きで、毎朝、趣里さんの歌とパフォーマンスから元気をたくさんもらっていたので、歌劇団での美声で聴けたのは、また違った趣向で、望外の喜びになりました。

 ラストは「ふるさとの四季」で、懐かしい曲をたくさん披露してくれ、いつもと違ったステージでした。郷愁漂うステージで、アンコール2曲もきっかり歌ってくれて、楽しい夜になりました。

#最近の学び #関西歌劇団 #郷愁 #ノスタルジアコンサート
#⃣ハッピー・ブキ #朝ドラ #趣里
 

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