ミツバチの眸のなかうたいだすうま

「対自トハ身体ノ仕上ゲデアル」(『知覚の現象学2』p338)/然シ アルトキハ〈自〉ヲ欠ク/(カラダ)の洞(ウツロ) つうおん装置へと踏み迷う テクストは既に書き込まれ「ボクタチハ、コノ街(コノ詩)ニ住ンデイル」) いっとうにとうよんとう ウマをじじょう(二乗=自浄)しながら 以前にもまして 反復(=詩)はわたしから逃れるための邪(ヨコシマ)なナイフ、「花そう 破投そう 波るかす流」 みずなつへと (唐突に繋げる)「砂嘴(さし) さしあし さしぐみ 差乳 刺し合う」 いまだ実行されない殺人に、都市は扉や鏡を備えた迷宮だ ひとがどんなふうに歩くのか どんなふうに立ち止まるのか (阻止するため、接木を普及する、装置 の、四(「シ」はパロール、1+2+3+4=10) 不同一性の「シ(=わたしと、もうひとりのわたしではなく、わたし)、に みず から」、幻影の、テトラクティス 風のなかの落下する数え切れない種子が わたしの理由 都市は他ならぬわたしであり、たったいま書いたテクストのノンブルに 所属しないわたしが、(すでに死(詩)んでいる。)

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