年明けてから、海外・国内含め、あちらこちら飛び回っています。出張のみならず、短い期間で多くのクラブと向き合う中で、思うことがありましたので朝礼の題材としました。

クラブライセンス制度において、今シーズン中に債務超過の解消や黒字化を義務付けられており、緊張感の中で解決しつつあるクラブ現場をいくつもみてきました。既存クラブ株主で一定額づつ増資する、新たな株主に債務超過相当額の増資を引き受けていただく、貸付金の返済を断念して資本に振り替える…

また、B.プレミア参入を目指して、入場者数4000人を何がなんでも超える！夢のアリーナ、既存体育館の改修など費用面、工事納期面などギリギリの攻防を続けているクラブの現場、自治体やオーナーとも向き合ってきました。

コロナもあり厳しい状況から脱することは難易度が高いものの、このような目指せる世界やルールがあるからなんとかせねばと、経営努力や改善ができると感謝していただくクラブもありました。

経営努力を続けるクラブに対して感謝すると共に、Bリーグが成長していくための基準引き上げやルールを策定の重要性も再認識しています。だからこそ、クラブがリーグに対して、「よし！一緒に頑張ろう」と思ってもらえるような関係を創ることが、大切だとあらためて感じています。

Bリーグは、ガバナンスが効いているリーグだと思います。リーグが示す方向感に議論の上、合意いただき（たまに却下もあり）、実行していくことが出来ているからです。リーグとクラブがお互いの立場で努力し、繁栄していくことが大切であり、クラブから日頃の仕事の進め方と結果を出すことで、信頼していただけるように頑張っていこう、そんなメッセージを今朝は伝えています。