春のずる休み

腹痛、というテイで会社を欠勤しました。
そうです、サボタージュです。

嘘をついて会社を欠勤した人間の行動パターンは、概ね2通りに分かれると考えます。

臨時で得た休暇をエンジョイできる者か、
休んだことを猛烈に後悔する者の二種類です。

私は断然後者のタイプなので、布団の中でじめじめうじうじと悩みます。
布団の中で別れた男の子の服の匂いとか嗅ぐタイプかも知れません。ああ女々しくて。

何故出勤できなかったのか。
何故遅刻してでも良いから行かなかったか。

いつまでも同じことを考え、自分を責め、
あほの極みですね。
こういうタイプの人間こそ、気づいたら社畜になっているのでしょうね。

もし他人の話だったら、せっかく休みなのだから、イオンで映画でも観に行けば?くらい言ってのける気がします。
所詮は他人事。私は嫌なやつです。

そういえば、富士急のこと何にも決めていないから、せめて日程と移動手段だけでも、と
LINEを送信し、
欠勤している人間が遊びの事なら元気に動けるとは何事だろうと自身を激しく責めました。

いちばん初めに返信をくれた上司に、欠勤しておきながらこのようなLINEをして申し訳ない旨伝えると、

「欠勤することと、休みを有意義に使うことは違うよ」

との返信があり、仕事ができる人間は前者の考え方ができるひとなのだろうと思った平成最後のずる休みなのでした。
平成最後のズルであってほしい。

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