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小説家になりたい男の戯言NO.15

前回、その後の私の執筆人生を紹介するといいましたが、正直小説玄人である皆様に紹介する程のものではありません。でも一応書かせてもらいます。

会社のお荷物が探偵業に首を突っ込んだばかりにさらにお荷物になった悲劇は喜劇だ(略して私はおにたんと呼んでいます)

これ以外で私はショートショートを書いてみようと思ったのです。他サイトになりますが、ショートショートガーデンというところで執筆をしました。

理由は前々回でも触れたのですが、早く世間に発信したい、早く世間から認められたい。そんな欲に塗れた理由でしかありませんでした。

おにたん以外にも一応は、懲りずに賞に応募はしていたこともありました。「坊っちゃん文学賞」や高橋源一郎先生の「小説でもどうぞ」「川端康成青春文学賞」等々です。

でもどれもこれも全て落選。そんな状態に追いやられると人はどうなるか。昔から、人と違う、変わり者でありたいという変人気質な私は、こんな月並みな精神状態に陥りたくはなかったのですが、残念ながら、その時の私は落ち込み、そして人から認められたい承認欲求に飢えていたのです。

そんな時にショートショートはうってつけだったのです。ショートショートガーデンは400字以内での投稿が求められます。筆が乗れば10分程度で書き終えられます。しかも前回も書きましたが、プロットを書かずに頭の中で作り上げるタイプな私には、頭の中のアイデアを瞬時に文字化出来てすぐに完成できるというメリットもありました。

なので私は、おにたんの傍らショートショートにのめり込みました。ありがたい事に感想も頂く機会があり、ユーチューブにて音声付きで朗読をさせてほしいというご依頼までいただけました。あの時の承認欲求が満たされた快感は忘れられない思い出となっています。

このNOTEでもショートショートの企画をされている方がいて、そちらに参加させていただき投稿させていただいたりしていました。

というわけで、ショートショートのお陰で、大分私の承認欲求は満たされたわけです。

ですが、やはり人というのは欲の塊だなと常々思います。現状に満足できず、すぐに隣の芝が青く見えます。

私には次なる欲が芽生えてきたのです。

それは児童小説を書く事でした・・・。

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