時が止まった あの日から
決して 手の届かない
決して 声の届かない
頭上に広がる変わらぬ空に
ぼくは自由を教わらず
孤独を知った
時を忘れた いつしか
差し伸べられた手も
甘い優しい声も
一人歩くぼくには必要ない
本当の自由を追いかけて
孤独を選んだ
時が風に乗る いま
握り締めていた手の中の
届かぬ言葉を声に変えて
君の翼が風を呼んだ
風は自由を連れてきて
孤独の先にある温かさに触れた
時を超える 君と
手放した勇気が
二つの声を交差させる
頭上に広がる変わらぬ空よ
風に舞うように自由にも
風に舞うように孤独にも
ぼくが選ぶんだ 未来を
by nazu
#詩 #タイム #ハーブ #勇気