証券会社の行方

題名について「現在」の考えを書いていきます。

まずは結論から
リテール営業に限れば、会社員として証券マンを継続する人は減っていくと思います。
そう考える理由を述べていきます。

①サラリーマンである必要がないから
正確には、そうでなくても仕事が成立する仕組みが整ってきています。
ご信頼いただけるお客様がいて、会社の看板なしに営業する自信があればまったく問題ないです。
というより信頼=担当者であれば可能です。

②お客様にとって会社員証券マンと付き合うメリットが少ない
トップダウンのノルマ、会社都合の提案、評価体系からくる提案など。お客様のためにならない内容が多いです。実態として、お金持ちのお客様の余剰資金に甘えて取引しているのが現状です。

③無駄なコスト
営利企業ですから収益獲得を求めて営業活動するのは当たり前です。一方で、そもそも稼ぐ収益とコストのバランスが悪すぎては、どこまで現場が頑張っても報われません。
これが最大の問題点かもしれません。職務内容不明の中間管理職の多さ、交際費の多さ、目的が明確でない部署の新設など。

細かく書けばまだまだあります。
今後は淘汰される会社も出てくると思います。
その時の次の人生選びにぜひ上記3点は知っといてもらうと良いかもしれません。

あくまで一個人の意見なので、
会社員であるメリットも当然あります。
信頼ある会社の看板、手厚い福利厚生など。
それでも個人的にはこれから更に息の長いビジネスではない気がしてます。

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