ちょまり

本屋と図書館が好きです。 2歳👶🏻4歳👧🏻の育児、結婚生活、日常のいろいろ、読んだ本につい…

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本屋と図書館が好きです。 2歳👶🏻4歳👧🏻の育児、結婚生活、日常のいろいろ、読んだ本について書いていきます。

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そんなお祝いの仕方もあったんだ

子どもの頃、誕生日の翌日は、なんだか寂しく感じる事が多かった。 あたりまえだけど、誕生日は1年365日の中のたった1日。それは誰もが平等にそうなのであって、だからこそ特別で大切な日なんだってことはわかってる。 でも、もう少しその喜びを長く感じていられたら。 幼い頃の私はそんな気持ちだったように思う。 「お誕生日週間」のすすめ私は夫と結婚して良かったなと思うことの一つに、夫の家族の習慣を知る事ができたことがある。 育った環境が全く一緒の夫婦なんていないから、相手の幼少

    • 音に残る思い出

      舌足らずで鼻にかかった、甘ったるい歌声が祖母の部屋から聴こえてくる。 その歌声は、年季の入った黒い大きなラジカセから流れてきていた。 96歳の祖母は、それもまた長い年月そこにあるラタンのソファーにゆったりと腰掛け、窓の外の今はもう作り手のいない田んぼの向こうを眺めている。 二人の兄と私、3人兄弟の幼い歌声が収まったカセットテープは、お菓子の空き箱にぎっしりと並んでいる。 祖母はそれをたまに取り出しては、当時の思い出話を聞かせてくれる。 高校卒業後に実家を離れてから、年に

      • 一粒のチョコレートをゆっくりと味わうように

        図書館から予約本到着のお知らせメールが届いた。 予約本到着のお知らせです。 <書名>ここじゃない世界に行きたかった 読みたいなと思い、図書館の予約ページで検索をかけたのは昨年のいつ頃だったか。 予約人数が多かったので、もう買ってしまおうかなと思いながらもそのままにし、あっという間に時間は過ぎていた。 お知らせメールを確認し、長女を保育園へ送り出した後、すぐに次女を連れて図書館へ受け取りに行った。 その本を図書館員の方から受け取り、図書館用のトートバックに仕舞い自宅へと

        • 0歳児と3歳児のナイトルーティン

          だいぶお久しぶりとなっていたnoteの更新。 気がつけばもう、2022年も10日が過ぎている。 我が家の長女は、先月無事3歳の誕生日を迎え、次女は間もなく9ヶ月となる。 ここ最近、3歳の彼女はとても頼りになる。 日中、長女が保育園に行っている間は、次女と2人きりで過ごす事がほとんどなのだが、少しでも側を離れると次女は泣き出してしまう。 ずっと一緒に遊んでいるわけにもいかないんだよなぁと、抱っこ紐でおんぶして家事を済ませることがほとんどだ。 おんぶしていれば満足のよ

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        そんなお祝いの仕方もあったんだ

          絵本で種の起源を学ぶ

          以前の記事で、絶賛なぜなぜ期の娘について書いたが、娘のなぜなぜを一緒に考えるうちに、自分自身も今まであまり気にしていなかったことに興味を持つようになった。 以前書いた記事はこちら。 先日、「入場料のある本屋」として有名な「文喫」に行った際、何か娘におもしろそうな本がないかと児童書コーナーをぶらっとしていた時に、1冊の本に目が止まった。 それがこちら。 ダーウィンの「種の起源」 はじめての進化論最初は、表紙のイラストの可愛さに目が止まり、題名を見てこれは面白そう!と思っ

          絵本で種の起源を学ぶ

          音声プラットフォームVoicyの魅力にどっぷりと浸かっている

          Voicyという音声プラットフォームを知ったのは、今年の4月だった。 何かの記事で、noteもされている「ワーママはるさん」というVoicyトップパーソナリティの方の記事を見たのがきっかけだった。 さっそく、Voicyアプリをダウンロードし、はるさんの配信を聞いてみる。 理路整然とした話し方に、興味を惹かれる話題。 おもしろい!もっと聴きたい!と私の心は鷲掴みにされた。 産休に入ったところで、まだ予定日まで余裕があった私は、家事や散歩などをしながら、ひたすらVoicyの

          音声プラットフォームVoicyの魅力にどっぷりと浸かっている

          あの頃の夢、胸の奥に仕舞い込んでいたもの

          長女が生まれて、初めての育児に少し慣れてきた頃、1歳になる前頃からだったろうか、ハンドメイドの服作りをはじめた。 それまで、自分で服を作ったことは1度もなかったのだが、長女にかわいい服を作ってみたいという気持ちからすぐにミシンを買いに行った。 作ってみたいデザインの洋裁本を探したり、snsでハンドメイドされている方のものを参考にさせてもらったり、長女がまだ保育園に入る前だったので、長女が昼寝をしている間や、夜寝かしつけをした後にミシンでカタコト服を作った。 80サイズの

          あの頃の夢、胸の奥に仕舞い込んでいたもの

          どんどん広がるあなたの世界

          「なんで?」「なんでなん?」 2歳9ヶ月の娘との会話で、1日に何度、この言葉があるだろう。 いわゆる、「なぜなぜ期」 とにかく、何を言っても「なんで?」が返ってきて、お手上げ状態になる事もしばしば。 すぐ答えられるような簡単な質問もあれば、うーん何でだろうね?となってしまう質問もあったり、どう説明したら伝わるのかと悩むものもある。 子どもの「なんで?」に世のお父さんお母さんはどう答えているんだろう、と知りたくなった。 はじめは、子どもが「なんで?」と聞いてきた事に

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          夫に学ぶ優しさ

          今日は夫婦の話でも。 夫との出会いは職場だった。 もともと私が新卒からずっと働いていた職場に、後から夫がやってきた。 結婚式のプロフィール紹介などでよくある、「相手の第一印象は?」という質問。 私の夫に対する第一印象は、「え、その髪型で働くの?」だった。 ただ、結婚式でそんな事を書くのは気が引けるので、「変わった髪型だなあ」ぐらいに留めておいた。 私は、真面目の教科書のような父親と、家計簿が1円のズレもなく揃うまで寝ない几帳面な母親に育てられ、子どもの頃から、正しく

          夫に学ぶ優しさ

          赤ちゃんの魅せる可愛い仕草

          ついこの間まで暑い暑いと言って過ごしていたのに、外はすっかり秋の気配を感じるようになってきた。 もうすぐ5ヶ月になる次女は、窓から入り込む柔らかな風の中、気持ちよさそうに眠っている。 と思ったら、ぱちっと目を覚ました。 目をまんまるにして、瞬きもせず、びっくりした表情のまま目だけを動かし周囲の様子をうかがっている。 どういう気持ちなのだろう。 赤ちゃんの、目覚めた時のこの表情が、たまらなく好きだ。 だけど一瞬の出来事で、なかなかカメラに収める事ができないでいる。 自

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          口ずさむ歌は世界を変える

          「だんご三兄弟」が生活の中にこんなにも入り込んでくる日がまた来るなんて。 1999年に「おかあさんといっしょ」から誕生し、社会現象となった「だんご三兄弟」、同世代の方であれば1度は口ずさんだ事があるのではないだろうか。 2歳の娘が今よく見る番組は、おかあさんといっしょやいないいないばあ、アンパンマンといったところだ。 その中でも、録画してある「おかあさんといっしょ60周年記念ファミリーコンサート」は特にお気に入りで、娘が「おねーさん観たい」と言う時は、これのことを指して

          口ずさむ歌は世界を変える

          ピンクと薄紫

          やはり女の子はピンク好きになる時期があるのだろうか? 今の時代、女の子はピンクが好きなんて考えは、ジェンダーバイアスだと言われているけれど、我が家にもやって来たピンクブーム。 私自身は、淡いブルーやグリーンが好きで、ピンクも少しくすんでいるくらいがいい。 娘の服も、白やベージュなどが多く、赤やピンクを意識して選ぶ事はなかった。 それが、2歳9ヶ月になった娘は今、ピンクと薄紫がお気に入りのようなのだ。 絶対にその色がいい!というほどのこだわりではないが、例えばこっちとこ

          ピンクと薄紫

          本のある空間が生み出すもの

          子どもの頃、本好きの父親についてよく図書館に行っていた。 その頃よく読んでいたのは、妖精の話や、魔女や魔法使いが出てくる本が多かった。 小学校低学年の頃は、魔法って本当にあるんじゃないかとか、空ももしかしたら飛べるかもしれないと本当に思っていた。 特に空を飛ぶことに関しては、結構練習した。風が強い日なんかは絶好のチャンスだった。傘をさして、追い風をまち、ビューンと吹いてきた瞬間を逃さず軽くジャンプする。するとフワッと体が浮いていつもよりずっと楽に前に進んでいる。 まさ

          本のある空間が生み出すもの

          本を読むこと

          4月に次女を出産し、現在育休中の私は、次女が寝ている合間を縫っての読書が日々の楽しみとなっている。 もともと、本を読むのは好きな方ではあったのだが、仕事をしていた頃は毎日疲れ果てて帰宅し、「いやいや、本よりまず睡眠・・・・zzz」となる日々の繰り返しだった。 それなので、今こんなにもゆったりとした気持ちで本が読めるこの幸せを、かみしめている。 本を読んでいると、いかに自分が、自分の見方でしか世の中を見ていないのかという事を考えさせられる。自分の無知さを思い知る。 だか

          本を読むこと

          34歳の私は

          池田晶子さんの「14歳の君へ どう考えどう生きるか」を読みました。 この本を読む前に、池田さんが書かれている「知ることより考えること」という本も読んでみた。 「14歳の君へ」は、題の通り、14歳の君に向けて、人生・幸福・お金・言葉など様々な事柄について、それは何なのか、どう考え、どう生きるか、という事を問いかけ、自分自身で考え生きることの面白さや味わい深さを教えてくれている。 14歳の読者に向けた内容のため、哲学について勉強不足の私にも読みやすい内容だった。 考えるこ

          34歳の私は

          冷凍うどんが好きだ

          暑い暑い夏も終わり、朝夕は秋を感じるようになってきた。 けれどもまだまだ日中は暑さも残り、そんな日の昼食に私は冷凍うどんをよく食べる。夏は冷凍うどんがあれば良い、と言いたくなるくらい好きだ。 冷凍うどんの魅力といえば、モッチモチの歯応えとつるんとした喉ごし。 しかも鍋も使わず、電子レンジで3分ほどチンして、冷水で締めればはい出来上がり。 色々なアレンジレシピが考えられているが、私は氷を入れた麺つゆにつけて食べる、ザ・シンプルな食べ方が1番好きだ。 「夏は冷凍うどんが

          冷凍うどんが好きだ