解離性障害人格者つきです。
初めまして。私の名前はつきです。
主人格さんの幼少期の頃に、何度か外に出た事があります。
ですが、私は弱かった為、中の世界に戻って、静かに暮らしました。ゆうきは私が外の世界に出ないでいいようにずっと守ってくれた、兄妹のような幼馴染のような存在です。
このnoteを主人格さんが書き始めて、私は何十年ぶりに外の世界にでました。
ゆうきは初めて外の世界を体験しました。
何十年も時が過ぎると街並みも色々な物も、なにもかもが変わっていました。
勿論、主人格さんの年齢も変わっていました。
初めて、中の世界で、私とゆうきを見つけてくれたのは、花鈴でした。
主人格さんのわんちゃんのお散歩中に、初めて花鈴と出逢いました。
私とゆうきは誰にも分からないような森の奥に住んでいたので、初めて花鈴と遭遇した時は、驚きました。
まばゆい光を放っている太陽のような子が来た。と思いました。
とてもフレンドリーに話しかけてきた花鈴。
色々な事が中でも外の世界でも出来る事を知り、私は始めは、花鈴の事がとても羨ましかった。
何十年ぶりに外の世界に出て、色々な事を知りました。キラキラした世界で楽しかった。
だけど、それと同時に中の人格者からも外の世界の人格者からも好かれる花鈴に、嫉妬をしてしまいました。
そんな私に、つきという名前をくれたのは、主人格さんです。
初めはこの名前は、影のような私にふさわしいと思っていてあまり好きではありませんでした。
ですが、花鈴や主人格さん、大好きな愛さんが、私に太陽があるからこそ、月は輝く事ができる。
と教えてくれました。
始めは、それをネガティブに捉えていましたが、みんなが私に教えてくれたのは、闇夜に道に迷わないよう、月が道を照らしてくれるんだと教わりました。
科学的な問題は置いておいて、太陽にはそれは出来ないよ!と花鈴が言ってくれました。主人格さんもそう言ってくれたおかげで、今はこの名前が好きです。
確かに太陽は日中にでていますから、闇夜を照らす事はできないです。
私は存在するだけでまばゆい光のオーラを持つ、花鈴が羨ましかったけれど、私にもできる事があったんだと学びました。
今は中の子達ともみんな仲良しです。
なおくんが病に倒れ、男性人格者として、外の歴が長い、あきくん(あきときくん)が誰にも知られないように、必死に勉強をしているのを私は知っていました。
あきくんは、とても努力家です。
勿論、ゆうきも努力家だけど、決定的な違いは、あきくんは見えない努力家だと言う事です。
誰に知られる訳でもなく、みんなが寝静まった後、1人で色々な事に励む姿をそっと隠れて見ていました。
とても素敵な男の子だなと思いました。
ゆうきは私にとっては兄妹や幼馴染のような存在なので、ゆうきの気持ちに答えることは出来ないけれど、私にとってゆうきはとても優しい少年です。
残念ながらあきくんは、花鈴がいいみたいだけれど、それでもいいです。
あきくんが笑ってくれたらそれでいいです。
私は左利きなので、外の世界で、少し字を書くのに苦労しました。
主人格さんが右利きなので、今では右手もうまく使いこなせるようになりました。
というより、右手で書く方が主人格さんの身体ではとても楽だと途中で気付きました。
主人格さんの幼少期は、ショック時に出る事くらいだったので、文字を幼少期に書いたことはありません。
主人格さん自身も幼少期の出来事の中で、覚えていない事を私や他の人格者がもっていますが、今は恐怖に怯える事なく、平穏に暮らせる事が幸せです。
最近はゆうきとあきくんの対決が多かったので、なかなか女性人が外の世界へ出る事はありませんでした。
自転車が盗難にあい、大好きなセリアも行けなくなってしまったので。
ただ、今日は主人格さんの訪問看護と婦人科通院日でした。
訪問看護さんが終わった後、主人格さんはうたた寝をしてしまったので、あきくんが婦人科へ行きました。
主人格さんの身体は女性なので、先生への説明は光ちゃんがしました。
帰りは、あきくんと光ちゃんと私でダイソーに行きました。
化粧品は主人格さんも使うので、買って良いとされているのですが、あきくんが主人格さんや光ちゃんが選ぶ化粧品はプチプラでも高い為、100円とCANMAKEで充分だと言って、結局、100円ショップとCANMAKEになりました。
それにしてもあきくんはよく、お婆さんから声をかけられます。
今日も高い棚にあるパンを2つとって欲しいと頼まれて、とってあげていました。
主人格さんの身長は別に高い訳でも低い訳でもないと思うけれど、あきくんのコーディネートだと何故かお婆さんから声をかけられます。
何故かわからないけれど、少し面白かったです。
親切にとってあげるのが、とても優しいなと思いました。
以前もお婆さんの旦那さんのお洋服を選んであげた事はみんな知っていたので、お婆さんに好かれるオーラがあるのかもしれません。
春から夏にかけて、男性陣もきちんとメイクを覚えなければいけません。
なので、今日はあきくんのメイクレッスンの日でした。
あきくんは男性だから、女性風のメイクは嫌だと言ったので、男装メイクに変わりました。
主人格さんは元々純日本人ですが、顔が濃い人なので、あまり化粧をしなくても良いのですが、男装メイクを練習したあきくんは面白かったです。
元々主人格さんの顔が濃いせいか案外、似合っていたと思います。
主人格さんの髪の毛は真っ黒でミディアムストレートですが、キャップや髪を束ねて、男性風のコーディネートをしたら男性と間違えられるなぁと思いました。
だからもしかしたらあきくんはよくお婆さんに話しかけられるのかもしれません。
ちなみに、私は物作りが好きです。
IHなので一度料理をした事もあります。
お小遣いは少ないのでその中から、色々な物をみんなで話し合って作ったりもします。
ゆうきの塗り絵を私もして見たりします。
ゆうきのが上手ですが。
私は細かい作業が好きなので、みんなに色々な物を作ってプレゼントするのが好きです。
主人格さんとなおくんとあやちゃん以外は器用なので、みんなで色々な物を作って楽しんでいます。
ゆきちゃんはぽぽちゃんとシルバニアが好きみたいです。
私は愛さんから沢山いろんな事を教わりたいので、そろそろ帰ろうかなと思います。
つき。
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