解離性障害人格者のゆめです。
元は花鈴が勝手に名付けた、シークレットさんと呼ばれていました。

私は過去の主人格の記憶を担った1人です。
耐えきれなくってから、中の世界にずっとひたすら逃げて暮らしていました。

森の中からある日、突然太陽の光を放った子が、犬と共に現れました。

その犬はラブラドールレトリバー。
小学生の頃に亡くなってしまったけど、飼っていた犬にそっくりでした。

私は、時が何十年も過ぎた事を知らず、恐怖が去った事も知りませんでした。

それから鬼ごっこをして誰も私には追いつけなかった。

だけど、また太陽の光を放った花鈴と、
青い光を放ったあきくん（あきときくん）が、
私を見つけて鬼ごっこをしました。

いつものように私に追いつける人はいなかったけど青い光のあきくんはとっても脚が速かった。

だけど、誰にも追いつけないと思ったら、木の上から緑の光を放ったゆうきくんが私の前に、ぴょんと降りてきて、とってもびっくりしました。

私の前に立ち塞がった人は、初めてでした。

その日は、びっくりしたけどとても楽しかった。

私はいつも湖の所でぼーっとするのが好きだったのだけど、今度は違う日にゆうきくんと花鈴とあきくんが来た。

時間はとっても過ぎていて、主人格さんはだいぶ歳を取り、家も変わった事。
恐怖は過ぎ去った事。
みんなが教えてくれた。

私が小さい頃遊んでいたレジの消費税は3%だったのに、今の消費税は10%もあると知った。

外の世界もとても変わっていた。
塗り絵も昔の塗り絵と変わっていてとっても楽しい。

それからみんなや主人格のパートナーさんと、仲良くなった。

みんなでカラオケに行ったり、買い物にも出掛けた。

最近の曲はつきちゃんが歌っていたり、あきくんが歌っていたり、なおくんが歌っていたりして沢山知れるようになりました。

あきくんの歌のレッスンはとてもわかりやすくて、覚えやすいです。

今日はみんなが作っていたビーズやレジンに挑戦してみました。

ある物で、私は作りました。

意外と簡単でした。

お家が整理整頓されているのは、あきくんがお片づけしてくれました。

花鈴はあきくんに今ごめんなさいをしに行っています。

花鈴がお片づけした所は、ぐちゃぐちゃだけど、花鈴なりの頑張り方だと思います。

ゆめは洗い物をしました。
お出掛けをする前にポカリスエットをつきちゃんのボトルにいれたので、それを洗いました。

ずっとひとりだったけど、今は毎日がみんなといれてとっても楽しいです。

ゆめ。