アメリカは、連休ではなく平常通りのきこぺんあざみ野です。

今月から我が家にやって来たシンバ氏。今年の夏で3歳。とにかく可愛くて義姉だけでなく叔母が喜んでいる。夫も疲れて帰って来てもまず近所の公園へ散歩に行くのが習慣となった。

それを芳しく思わないのがこの男ルンバ氏。ここ一年くらいの自分の天下だった我が家に突然現れた若いアイドル。シンバ氏はフレンドリーで他のワンちゃんにもご挨拶できるのだがルンバ氏は、初日から鎖国。以前に義姉のチワワに隙をみて何度も襲いかかった前科者なのでルンバ氏がウロウロしている時は、シンバ氏はケージ又は2階に移動。

老犬なので歩くのもゆっくりゆっくりで持病もあるので心配だったがシンバ氏が来てから元気になって来た。驚いたのがいつもいるメーテルの部屋に自分専用の水入れがあるのに関わらず、キッチンでシンバ氏用の新しい水入れから水をジャブジャブ飲んでいる。その飲み方がまたすごい。たっぷり入れてある水を飲み干すのだ。

この間、散歩から帰ってきたシンバ氏に水を飲ませようと入れ物をケージまで持って行くと後ろに気配がした。振り返るとルンバ氏がニコニコ顔で私の持っている入れ物に目がロックオン。その気配でシンバ氏も圧を感じて水を飲まない。キッチンからメーテルがルンバ氏を呼ぶがルンバ氏は、メーテルを無視してシンバ氏のケージのそばまで来てまるで目をパチパチしながら
「まさかその子にだけ美味しいものあげるんじゃないでしょうね。」
「その子はいつになったら自分の家に帰るんですか？いい加減に帰りなさいよ。」とでも言いそうな顔。

ご不満なのに水を沢山飲んでいるせいなのか最近ルンバ氏がどんどん元気になって来た。動くのも早くなって走り回り出した。そして叔母も去年から何となく元気がなかったがシンバ氏が来てから楽しそう。夫も毎日、職場で1万歩は、歩いているが嬉しそうに仕事から帰って来てすぐ散歩に行く。

事情があって我が家に来てくれたシンバ氏。ルンバ氏とは仲良しになれないかもだが家の中が明るくなってありがたい。