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《よこがお》トーニャハーディング

冬なのにチェアリング人口はジワジワ拡大中。
《よこがお》では、誰がどんなふうにチェアリングを楽しんでいるか紹介します。
第一回目はトーニャハーディングさんです。

シンガーソングライター。すぐ泣く。乃木坂46のことが好き過ぎるDJとして産経新聞の方に取材される。またKAI-YOUに寄稿した白石麻衣写真集『パスポート』5000字レビューが一部で波紋を呼び、転職活動中の面接官に「読みましたよ」と言われ選考を辞退する。オリジナル楽曲やremixなども発売中。
Twitter : @tonya_harding
Blog : http://harding.jp
HP
https://tonyaharding.net/about/

トーニャさんのお気に入りチェアリング場は、早稲田大学文学部キャンパスから程近い戸山公園。ここはまさに彼の育ったHoodだ。
「いまそこで練習してる少年野球チームいるでしょ。僕OBなんです」
昨日は仙台で好きなアイドルの手を握ってきたというその手だが、幼き頃に握ったのは白球であった。球児の掛け声を通り過ぎ、公園の中へ進む。
「ここ、いいんです」
今日の最初のマウンドは小さな池のほとり。

 鯉が泳ぐ池に島があり、しだれ桜が植えられている。枝には雀、メジロなど小鳥が集まる。水際に降り水浴びをするのが観察できた。
「そう! 今日はクリスマスイブだから“わせ弁”から唐揚げを買ってきましたよ!」

日本のホリデイの定番、鶏の揚げ物。
トーニャさんは緑茶ハイ。私はハイボール。進みますね。

「チェアリングには、よく女性誌を読みますね。家で読むと暗くなりがちなんですが、チェリング中だと丁度よく集中できますね」

『Zipper』は今月号で休刊とのこと。
たぶん、我々は女性誌を様々な人格が包摂された想像上の女性だと錯覚してるフシがある。おじさん二人は少し哀しくなった。2017年12月24日の晴れた昼さがりに。
オシャレや恋もCMYKからRBGに。 

そっちが『Zipper』層なら、こっちはチャック層かもしれない。
チェアリングの利点の一つ「機動性」を発揮し、次のスポットへ。
チャック層は急坂に少しばかり息を切らす。
戸山公園にある箱根山の山頂へ登った。

新宿の高層ビル群が見える。
普段はもっと賑わってるが、今日はかなり静かなようだ。
12月としてはかなり暖かい日差しを受け、体がどんどん和らいでくる。

  寝はじめたトーニャさん。改めて橋本愛と似てるなと思いました。

再び場所を変えるため移動。カエデの紅葉にためいき。

そして見つけたスポットは、寒椿の下です。

 冬に咲き誇る花や、輝く葉は勿論のこと、チェアリングでお得なのはその下、花びらの絨毯です。上と下どっちをみてもアガる! すてき! 死ぬ演技したい!

戸山公園は園内に高低差があり、山水を模した庭園や洋風庭園などの地区に分けられバラエティ豊か。
この後、iPhoneでクリスマスソングなどを小さい音でうっすらプレイしながら、ぼんやりし続けました。

冬のチェアリング、想像以上にいいもんですよ。
トーニャさん有難うございました。

公園のプロ、猫の心地いい場所取りは参考にすべき点が多いです。

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