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本紹介「自分の中に毒を持て」

【タイトル】
自分の中に毒を持て

【著者】
岡本太郎

【紹介】
20世紀を生きた芸術家岡本太郎さんの自伝と熱いメッセージが書かれた本です!
"芸術は爆発だ"というメッセージが有名ですが、文章も熱かったです!表紙も赤黒という情熱を感じる見た目でした(^^)

この本の伝えたいメッセージの1つ
★あなたは常識人間を捨てられるか★

【目次】
◆1章:意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない
◆2章:個性は出し方 薬になるか毒になるか
◆3章:相手の中から引き出す自分 それが愛
◆4章:あなたは常識人間を捨てられるか

【感想・気づきまとめ】
今回は各章で数ある中で熱かったところを一部それぞれピックアップします(^^)

◆1章 意外な発想を持たないとあなたの価値は出ない P11〜

・自分の大間違い P11〜
自分自身の最大の敵は他人ではなく自分自身というわけだ。自分をとりまく状況に甘えて自分をごまかしてしまう、そういう誘惑はしょっちゅうある。だから自分をつっぱなして自分と闘えば、逆にほんとうの意味での生き方ができる。

(感想・気づき)
今の境遇、環境は社会のせいだ、周りのせいだと考えが偏っていた時期が過去にありましたが、それを言うことで自分を正当化して、行動しない言い訳を並べ立てて、安全圏から愚痴を言っていた頃は本当に何も変わっていなかったなと思い返しました!
自分自身の性格、長所短所に真剣に向き合うことで自分オリジナルの生き方が見えてくることを改めて思い返せた言葉です😊


・"モノマネ"人間には何も見えない P22〜
人間にとって成功とはいったい何だろう。結局のところ、自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。
夢がたとえ成就しなかったとしても、精いっぱい挑戦した、それで爽やかだ。

(感想・気づき)
たとえ成果が出なかったとしても、夢に挑戦した人生か挑戦しなかった人生かで後悔するとしたらやはり何もやらなかった人生ですね!
漫画ワンピースのルフィの名言「おれがなるって決めたんだから、そのために戦って死ぬんなら別にいい」とちょっと近い感じがしました😊


・らくに生きる人間は何を考えているか P68〜
完成なんてことは他人が勝手にそう思うだけだ。世の中を支配している"基準"という、意味のない目安で他人が勝手に判断しているだけだ。
ほんとうに生きるということは、いつも自分は未熟だという前提で生きること。

(感想・気づき)
自分は完璧だと思い込んだ時点で成長しなくなってしまうので、いつでも自分はまだまだ未熟であるという気持ちで生きることが大切だと学びました!また、"基準"についても世の中の"基準"にとらわれず、自分の中での基準を持つことが大切だと気づきました(^^)

◆2章 個性は出し方 薬になるか毒になるか P103〜

成功は失敗のもと P132〜
一人一人が独自な人間像の魅力を強烈に放射するようになったとき、そのときこそ経済生活も人間本来の誇らしさを回復するのではないか。。。

(感想・気づき)
社会の成功にとらわれて、自分がなくなっている人より、失敗をしても自分自身を貫いている人の方が確かに魅力的で熱いです!


◆3章 相手の中から引き出す自分それが愛
P145〜

P190〜 失ったときからはじまる愛
誰でも子供だったことがあり、今も存在の底の底には子供そのもこの心が生きているはずなのに、ほとんどがそれを忘れてしまっている。
社会制度が「子供」という枠にはめてしまって、人間的責任、誇り、人格を認めないから、そのズレにいらだち、無力感、憤懣が生まれてくる。

(感想・気づき)
子供だからこうあるべきという見方で接するのではなく、一人一人の子供に対して一人の大人として人間として接するということも忘れてはいけないことだと気づきました!

◆4章 あなたは常識人間を捨てられるか
P197〜

P216〜
「芸術は爆発だ」の意味
全身全霊が宇宙に向かって無条件にパーっとひらくこと。これがいのちのほんとうの在り方だ。
今、この瞬間。まったく無目的で、無償で、生命力と情熱のありったけ、全存在で爆発する。

(感想・気づき)
自分もこの名言の印象としては爆発したような派手な芸術のことを表現しているというイメージでしたが、岡本太郎さんの心の内側から湧き出てくる強烈な精神エネルギーの勢いを言い表した言葉であると知りました!
また、生命力と情熱のありったけを芸術にぶつけてる信念を感じました!

他にも響くところはたくさんあるので、気になる人はぜひ手に取ってみてください!

yoshi

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