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はなちゃん断言する

はなちゃんが4歳ぐらいの時だ。はなちゃんのママが私の妹だ。
はなちゃんは妹にこう言ったらしい。
「綾ちゃん(私の事)は、はなちゃんが知っている中で、1番変な子だね。」
うーん。私は、はなちゃんの叔母さんなんだけどな。はなちゃんにとったら、保育園のお友達と同列なのか。
妹はこう答えたらしい。
「でも、その変な綾ちゃんがはなちゃんは好きなんでしょ?」
はなちゃんは言った。
「うん。」
良かった!
これだけ引っ付かれて、挙句の果てに「嫌いだ」と言われたら、こちらもやり切れない。
はなちゃんは、私に直接こうも言った。
「綾ちゃんは大人じゃないね。」
「なんで?」
私は尋ねた。
「はなちゃんの周りの大人はみんな子供がいる。綾ちゃんには子供がいない。だから綾ちゃんは子供がそのまま大きくなっただけ。」

うーん。確かに妹の保育園のママ友はみんな子供がいるだろう。
でも、妹はこう言った。
「お姉ちゃんとはなちゃんが仲良く一緒にアイスを食べながら
「やっぱりこのイチゴアイスの氷じゃないとこ最高!」とか言いながら2人でギャーギャーやってるのを後ろから見てると
「ああ、この2人精神年齢一緒だわ。」
とつくづく思うんだ」
妹はこうも言っていた。
「下手したらお姉ちゃんの方がはなちゃんより精神年齢低いんじゃないの?」と。
うーん。
あんまり否定できないのが辛い。

どうしたら精神年齢が上がるのか?
そのやり方を今度、今は小学校高学年になってお勉強が忙しいはなちゃんに聞いてみよう。
多分、私より賢いはずだから。



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