見出し画像

日本化粧品検定2級受検します

突然のお恥ずかしい話ですが、コスメコンシェルジュの資格を持っていながら、日本化粧品検定(以下、化粧品検定)2級を持っていません。
化粧品検定1級受検を申込した当時、「1級を持っていれば、2級はいらないかな」と考えていました。化粧品検定1級の試験には2級・3級の問題も出るから、1級が受かれば全部分かったも同然と思いあがっていました。
なぜ今更化粧品検定2級取るの?と思った方もいらっしゃると思いますので、私個人の理由を綴ります。

今更ながら化粧品検定2級を取ろうとした理由

肌の構造を理解しているに越したことはないから

化粧品の浸透表現で使用可能なのは、肌であれば「表皮の角質層まで」
と化粧品等の適正広告ガイドラインにも定められています。「表皮」と一概に言っても、角質層より下の層もあり、各々に存在している細胞が役割を果たしています。

肌の構造の断面図(表皮~真皮)
出典:イラストAC

各々の層の役割を知っているか否かで使用可能な表現かを見抜け、問題がある場合は代替案を考案できるからです。

たとえば、一般化粧品で「整肌成分の○○エキスが表皮の奥深くまで行き渡り、お肌にうるおいを与えます」はNG。
前述でも申し上げたように、浸透が使えるのは「表皮の角質層まで」なので、「表皮の奥深く」の表現は不可と判断できます。

効能効果の範囲内で代替案を訴求するとなると、
「整肌成分の○○エキスが角質層のすみずみにまで浸透し、お肌にうるおいを与えます」と提案できます。

※仮に角質層より下の層に浸透表現を使えるとしても、事実に基づき厚生労働省からの効果効能の承認が下りた医薬部外品くらい。

参考資料:化粧品等の適正広告ガイドライン

コスメライター資格やインストラクターの資格申請に必要

こちらが一番の理由です。
条件はコースによって異なりますが、コスメライターやインストラクターのような協会認定上位資格の申請するには、日本化粧品検定全級合格(3級~コスメコンシェルジュ)がマストになります。

一生涯使用しないかもしれませんが、決して無駄ではないと思っているのでどこかで何かしらの強みに変わるのではないのかと考えています。
現段階では、副業の予定はございません。

参考:日本化粧品検定 協会認定上位資格

とりあえずやれること

勉強するに越したことはありません。

試験当日に出題される内容は、試験終了後に会場で回収されると同時に持ち帰り不可のため、当日出題された試験内容は公には出ていません。
日本化粧品検定協会が出版している公式テキストと公式問題集で学習を進めます。
ひたすらテキストを読み込むや問題集を解くだけでは、知識がついてこないので、1級受検時は下記のようなやりかたで勉強をし、合格まで辿り着きました。

問題集を解いて間違いの選択肢はどこが違うのかの理由を自分なりに整理し、紙に説明を書く→回答と照らし合わせる→説明できなかったら理解ができていない証拠→公式テキストで説明できなかった箇所や間違えたところを確認→また問題を解く

この繰り返しをし、通勤時のようなすき間時間は公式テキストを開いて復習していました。

1級の公式問題集にも2級の問題がありましたが、意外に忘れているものと痛感しました。箇所が多いので、学び直しのよい機会と思って一発合格目指します。化粧品業界に就業している身として不合格は避けたいゆえに。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?