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【日々雑感:1】なぜ大学だけオンライン授業が続くのか。

大学のオンライン授業の実態となぜ大学だけオンラインが続くのか


おはようございます。

今日は初めて日々雑感という記事を書きます。

これは何かというと、日々の生活の中でnaitoonが気になったことや思ったことを淡々と書き綴るnoteです。

普段はみんなの役に立つような話や受験生を応援するようなnoteを書きますが、この日々雑感は本当に誰かの役に立つようなことは書いてないかもしれません。

ただし、面白い話題は提供していきます。

今回は、大学のオンライン授業の実態となぜ大学だけオンラインが続くのかです。


コロナ禍によって大学は去年からそのほとんどがオンライン授業になりました。

小中高校が休校期間を終え、対面授業が再開した後も大学だけはオンライン授業が続きました。

ちなみに去年の今頃の自分は高校三年、大学受験生。

大学だけなぜオンラインが続くのかは理解できませんでした。

いざ自分が大学生になり、オンライン授業が始まってようやくその理由が分かりました。

まず大学の授業には対面授業が厳しい大きな欠点が3つあります。

1.高校の授業と比べて授業に参加する人数が多い

高校の授業は一般的に多くても最大40~50人程度。しかし、大学は違います。例えば僕の通っている社会学部は一学年1000人います。授業の中には1~4年まで学年問わず混じって参加する授業もあります。するとどうでしょう、、、、とある必修科目の授業のの受講人数は700人です。今まではこれを一つの大講堂で対面で授業をしていましたが、さすがに一つの部屋に700人が集まるのは無理だと納得がいきますね、、、、。           

2.高校の授業と比べて授業時間が長い

高校の授業は一般的な授業時間は50~60分です。大学の授業時間は100分です。これも対面授業ができない大きな原因の一つでしょう。このご時世に、いくら換気をしているといっても一つの部屋に700人が密になって100分も連続で授業をするのは危険ですよね。思い返せば、私の高校の卒業式は都の命令で「1時間以上の卒業式は控えろ。」と言われていたため一瞬にして式が終わりました。卒業からまだ1か月です。世の中の状況は決して良い方向に進んでいるわけではありません。100分の対面授業が許されないのも仕方なく思えてしまいます。

3.高校の時より教室移動が激しい

もちろん高校にもよりますが基本的に普通科の高校の授業は先生が自ら教室に来て、授業をする。生徒が移動する授業もありますが、基本的に生徒はホームルームを行う教室で授業を受けるケースが多いでしょう。しかし大学は生徒が休み時間に各授業定められた教室に赴くのが一般的です。私の場合、もし対面だとすれば休み時間わずか10分という短い時間の中で最大4000人もの人たちが一斉に移動することになります。これは人の移動が激しすぎます。オンラインにせざるを得ません。


このように、大学の授業には高校生の時にはわからなかった落とし穴がたくさんありました。

もちろん大学の運営も最大限の努力を尽くしてくださってます。たとえば、30人の定員制を設けて少人数で対面授業を行ったり

、二週に一回の対面授業を設けたり、換気する時間になったら定期的にチャイムが鳴ったり。

さらには去年に比べて、教授がカットや編集を習得し、オンライン授業の質が上がったという報告もあるそうです。


たしかにオンライン授業にも利点はあります。キャンパスに登校する時間も省けるし、時間割りに縛られずに好きな時間に授業を受けれますし、「チャット」という機能のお陰で対面授業よりも質問はしやすいです。

もしかしたら、オンライン授業を僻む時代はもう終わったのかもしれません。もちろん本来の姿である対面授業は必須ですが。

僻むよりむしろ禍いによって新たに見つけることのできた新しい授業の形とおもってプラスに考えるほうが無難かもしれません。

おそらくですが、大学のオンライン授業は今後ずっと続くでしょう。

本来の形を懐かしむより新たな形を定着させるほうが早いのかも…なんて?

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