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【妄想ライオンズ101】 ドラ1揃い踏みを支えたキャプテンの神技

初回の無死2、3塁という絶対的なピンチを、見事に0封して、隅田が流れを引き寄せる。

その流れを掴んだのが、今年のドラ1の蛭間のプロ初ホームラン。

吉田正尚のWBCの準決勝を思わせる弾道がライトのポール際に粘り強く消えていく。

さらに、一昨年のドラ1の渡部が、内角高めのボール球を豪快にレフトスタンドへ。

そして、去年のドラ1の隅田が、ランナーを出しながらも、なんとか5回を0封する。


4連勝に向けて、完全なる流れの中で迎えた8回。

5−0の中、佐藤隼がマウンドに上がるも、どこか本調子でない様子で、ヒット2つの四球で満塁のピンチを作り、さらに、鈴木大地にタイムリーを喰らってしまう。

調子が上がる様子もないまま、1死満塁で、佐々木にスイッチをする。

対するは小郷。その初球のスライダーを強く叩きつけると、ボールは、佐々木の頭上を大きく超えて、セカンドキャンパスを超えていく。しかも、追いかけていく源田の手前で大きくイレギュラーをする。

が、そのボールを、源田が、軽やかに、涼しげにグラブに収め、しかも、源田が取ることを、確実なこととして予測をしていた外崎に、当たり前のことのようにグラブトスをする。

もしも、この打球がセンターへ抜けていて、2人が帰って、2点差になって、なおも1死1、3塁で浅村を迎えていたらどうなっていたことか。しかし、このワンプレーで、1点は返されたものの、二死1、3塁になり、もしも浅村にヒットを打たれても、まだ十分に余裕のある状況を残せた。


思えば、先週の日曜日は、広島で、1回に源田がよもやの3つのエラー(記録は2つ)をして3点を取られた試合。その試合を、まくってからの4連勝。昨日、今日の勝負どころでは、「これぞ源田」という神技でチームを勝ちに導いてる。


隅田に3勝目。渡部、蛭間という若き主役たちが躍動し、キャプテンがチームを支えての4連勝。1つ1つ、ライオンズが、逆襲の階段を上がっていく!


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