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高校のマラソン大会

ご縁があり、兵庫県内のある高校のマラソン大会へ行かせていただいた。

卒業してしまうと、触れることができない学校という場所に、今でもほんの少しでも触れることができるのは、私にとってワクワクドキドキする事である。

まず、マラソン大会へ突然行って、受け入れられるのか?
最近の高校生はどんな感じなのか?
マラソン大会って、生徒のテンションは高い?低い?

会場に向かう間、こんなクエスチョンが自分の中でぐるぐるしていた。
会場は、馴染みのある河川敷。
中学生の駅伝大会、高校の駅伝大会、高校のマラソン大会と、試合や練習でたくさん走ってきた場所だ。
それだけで、また懐かしくなって、しみじみ学生時代を思い出してしまう。

今回の高校生は、とても真面目に学校行事に取り組んでいて、もっとやんちゃな姿を想像していたので、びっくりした。
(やんちゃを想像したのは、テレビなどの先入観で深い意味はない…そのくらい遠い場所になっているのかもしれない。)

マラソン大会とは、高校生にとって、"なんで走らなきゃいけないの?意味ないでしょ?"

って思われてて、みんなテンション低いかなと思ったけど、そうでもなく安心した。

それどころか笑っていて楽しそうな生徒たちがいたので、話しかけた。

「何でそんなに楽しそうなの??走るの楽しみ?笑」

「そんなに好きではないけど、楽しくしてた方が、楽しいから!」

楽しくないことを楽しくする工夫というか、前向きに変換して考えられる力があるんだと、感心した。
ちょうど、そんな話をしようと思ってたのに、先に言われてしまったなぁと思った 笑

"苦しいことを乗り越えることをマラソン大会や持久走を通して学んで欲しい"という話を日頃から先生がされていると聞いた。
ちゃんと目的を持って走っていることになるほど!と思った。真面目だいう印象を受けた理由が分かった気がした。

卒業して年月は着々と流れるけれど、こうして学校という場所、高校生にほんの少し関われて、またいろんな気持ちを思い出して、いろんなことに気づく瞬間は、自分にとって生きていく上でかけがえのないものだと思う。

最近、自分が育ってきた場所に関われる事、その瞬間がとても嬉しい。自然と幸せな気持ちになれる。
育ってきた場所に戻って改めて感じるが、やはり特別な場所であり、そこでまた生きていける環境があることに感謝である。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます。共感していただいだり、楽しんでいただけましたら、とても嬉しいです。今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m