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語呂合わせ

 学生時代の試験勉強では、「語呂合わせ」のお世話になった。

 数学や理科の公式なども「語呂合わせ」で覚えたものだが、最もそれを活用したのは歴史の年号を暗記するときだろう。

「794年・平安京に遷都する 」は
「鳴くよ(794)うぐいす、平安京」

「1603年・江戸幕府の成立」は
「家康はいろいろ(16)おさ(03)める大将軍」

 等々、枚挙にいとまがない。

 ・・・覚えやすい「語呂合わせ」には個人差がある。

「593年・聖徳太子が摂政になる」は
「摂政就任、ご苦(59)労さん(3)」

 と覚えるのが一般的だが、

「聖徳太子は、コックさん(593)」

 のほうが覚えやすければ、それでもいいのだ。

「『聖徳太子がコックさん』というのは史実に反する」などと目くじらを立てる必要はない。

 さらに言えば、自分で考えたオリジナルの「語呂合わせ」だと強く印象に残り、忘れにくいようである。


 ・・・若手の人気女優に、
 上白石萌音(かみしらいし もね)
 上白石萌歌(かみしらいし もか)
 の姉妹がいる。

 これまで私は、どちらが姉でどちらが妹かの区別がついていなかった。正確に言うと、顔で区別をすることはできるのだが、両者の名前がゴチャゴチャになっていたのだ。

 しかし最近、
「姉が萌音」=「アネモネ」
 という「語呂合わせ」を思いついたことにより、この混乱を解消することができた。

アネモネの花

 ただし、妹の名前を思い出すときには、
「アネモネの萌音じゃないほう、・・・萌歌」
 と、若干のタイムラグが生じてしまうのが玉にきずである。


 ・・・改善すべき点はあるものの、同じ悩みをもっている方は、ぜひ試していただきたい。

 ま、試験には出ないけどね。

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