Ishtar

私は、たったひとりの人に話を聴いてもらってるような感覚で、お話を書いています。主人公の…

Ishtar

私は、たったひとりの人に話を聴いてもらってるような感覚で、お話を書いています。主人公の心情に、自分の実体験が重なる瞬間があり、気づくと泣いていることも。「あったねー、こんなこと」と想いをあなたと共感できるような瞬間があったなら、嬉しいです❣⃛

最近の記事

「18人の男1」「18人の男2」Amazonにて販売中♪

出版しました♪ありがとうございます‼︎ 「18人の男1」 「18人の男2」 Amazonにて販売中♪ ツインレイは、魂レベルで深い結びつきを持つ、唯一無二の存在です。 私は、たったひとりの人に話を聴いてもらってるような感覚で、お話を書いています。 主人公の心情に、自分の実体験が重なる瞬間があり、気づくと泣いていることも。 「あったねー、こんなこと」という想いをあなたと共感できるような瞬間があったなら嬉しいです。 これからお届けするお話は、かけがえのない大切な友人に、

    • はじめ#6

      当日、駅で待ち合わせ。 はじめ君、行きつけのお店は、細長いはビルの3階にあるイタリアン。 地元だけど、こんな素敵なお店があったんだ! ビルは見慣れた景色としてよく外から見てるけど、全然知らなかった。 「ここぐらいしか来ないってほど、ずっとここの店なんですよ、昔から。」 オーナーさんが同級生なのかな? 馴染みのお店みたいね。 「何食べます?苦手なものとかありますか?」 ないない!らっきょ以外なら、何でも食べられます! 「オススメは、、、、あ、これです!ここのスペアリ

      • はじめ#5

        「こんばんは!いよいよ今週ですね! お店、どこがいいですか?オススメとかありますか?」 どこでもいいよ!お任せします! 約束してからというもの、あれから毎晩のように連絡をよこすようになった、はじめ君。 当日に向けてカウントダウンのように(^_^;) 「こんばんは!僕、あんまりお店知らなくて。 じゃあ、僕の唯一の行きつけのお店でもいいですか?気に入ってもらえるか自信ないけど。」 いーよ、いーよ、そこで。、、、あ、失礼^^; 「わぁ、嬉しいわ!どんなお店だろうな!楽しみ

        • はじめ#4

          それからまた暫くして、年末に近づいた頃だったかな。 久々に、はじめくんからメッセージが届いた。 「変なこと、聴いてもいいですか?」 お?アナ雪のテーマソングか?😆 変なこと?どうぞどうぞ。なんでしょう? 「、、、、離婚て、大変ですか?」 へ?ヒェ?ど、どーしました? 先ずは話を聴かせて頂きましょう。 「では、日程とか改めてご相談させて頂きます!また早めにご連絡しますね!」 はーい、了解です。 私はすぐわかってしまった。 この連絡を受け取った時点でピンときた。

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          はじめ#3

          同窓会で再会してから、半年ほど経つ頃、 はじめくんから、時々、何気ない近況連絡がくるようになった。 グループLINEでみんなと繋がってたから、そこからダイレクトメッセージが届くように。 まぁ、元気でガンバってるんだろうなーって様子が伝わってきた。 お子さんは受験生で、ちょうどウチの娘と同い年だという事もわかった。お互い志望校へ進めるといいね!なんて、受験生の親同士の情報交換でも盛り上がる。 そんな感じで、お互いガンバってるんだなーなんて思いながら、、また同窓会で会おうね

          はじめ#3

          はじめ#2

          あれから、30年。(え!そんなに経つんだ⁈) それぞれのライフステージを歩んできた私たち。 ここへきて当時のアルバイト仲間達と久々に再会。毎年、同窓会を再開するようになった。 「お久しぶりです。」 全然変わってない!はじめくん🤣あの頃のまんま 「いやぁ、ボクも3児の父ですよー」 そうなの?すご〜い!それはそれはご立派だ! 「全然、家庭はうまくいってませんけどね」 でた〜😆ありがちなセリフ〜! はじめくんまで、そんな事ゆーよーなオトコに、なったのねー!お姉さんかなしーわ

          はじめ#2

          はじめ#1

          大学時代のアルバイトは、ファーストフードの店員。スマイルゼロのおねえさんをしていた。 そこへ新しくアルバイトとして入ってきたのが、中学卒業まもない、クリクリ坊主の男の子、はじめ君だった。 あどけない、第一印象としては、見方によっては小学生ぐらいの子どもにも見えるような面持ちの、はじめ君。 大学生や社会人が数多くアルバイトしている中に、人懐っこく、溶け込む。素直で社交性も高いので、みんなに可愛がられている様子だった。 ちょうど、私の妹と同級生だったこともあってか、私にも

          はじめ#1

          ゆうた#2

          ってことで❣⃛ 今日こそは?!リベンジ😆😆😆 たとえ見えても🩲大丈夫なのを(←あ、スポーティーなものをね😅)履いていきました。 えぇ〜っとぉ💦まさか、ズボンを下へ下げられたりはしないとして(勿論てか😆) 吸盤を装着する時は、きっとズボンのウエスト部分を一瞬パッと開けて、サッと吸盤を差し込むわけだから〜、、、ん〜🤔ってことは、 下着を見られないようにするためには、ズボンの中で予め下着を下げとく? あ〜、(ノ∀`)それじゃ逆に不自然か! ズボン開けた時、下着が既に下が

          ゆうた#2

          ゆうた#1

          近所の整体へ行ってみました。 昨日のうちに痛みも治まったけど、やっぱり行ってみることに。 こんな梅雨の時期だからか、腰というよりは、腰の下の方、坐骨に近い部分にかけて、凝っちゃいまして。 この日、私は出来るだけリラックス😌できるようにと、下着もヨレヨレ・・・あ、いえ、ゆるゆる?!😅肌触りのよい綿素材のを(笑)身につけていきました。 早速、施術スタート! 「では、電気かけましょうね!」 と、いつもは肩や脚などに付ける吸盤みたいな装置をですね💦 その日は、なんと!🤣💦

          ゆうた#1

          おさむ#3

          その後も数年間のうちに社屋の改修は様々に多様化しながら進んでゆきました。 例えば、オフィス。カフェテリアのような空間で、アイディアを出し合ったり、研究したり、休憩したりできるスペースを造ったり。 やがて、社員食堂をお洒落なテーマパークのような斬新なデザインの空間にしたり。 またデザインだけでなく、栄養管理の視点から考えたカロリー表示や、便利なカードリーダーシステムの導入なども、日本の先駆けとなって取り入れていました。 当時はニュース番組でも取り上げられたりと、かなり

          おさむ#3

          おさむ#2

          お仕事だけでなく、アフターファイブも ホンキで愉しむのが、おさむ部長✨ 当時流行りの小室ファミリーならぬ、 おさむファミリーとして(笑) 仲良しOL組withオサムで、カラオケへ! 小室ナンバーを歌いまくって大発散🎶 そして、おさむ部長の「人生が2度あれば 井上陽水」は心に染みましたね〜(´-`)oO✨ 最後はもちろん、お嫁サンバと、YMCAで踊りまくりん(ノ´▽`)ノ♪ そんな風に部下達と、 これでもか!!というくらいバカになって (・・・あ、えー、同じ目線で?)接し

          おさむ#2

          おさむ#1

          入社6年目!受付あがりで、パソコンも扱ったことがなかった私でしたが、念願叶って総務へ異動することに。 ちょうど、結婚2年目。ゆくゆくは産休や育休をとり、職場復帰するだろうから、その時に備えて、今のうちにデスクワークの一つも身につけておかなくちゃ!そんな考えもあり、異動を希望していました。 新天地では、おかげさまで、当時の総務やファシリティ管理部門で、「仕事のおもしろさ」というものをゼロから学ばせて頂きました。 これが、私にとって一つの転機となりました。 ここは私のふるさと

          おさむ#1

          やすお#3

          しばらくして、やすおから久々の連絡。 「今度、下北にカレー食べにいきませんか?」 いーねー!行こう行こう! 下北で待ち合わせ。 「お久しぶりです!じゃ、行こうか!人気のお店見たいなんだ!ちょっと並ぶかもしれない!」 へー!楽しみ! お店へ到着すると、ほんとに大行列! 並んでる時も、たわいもない会話を楽しみながら、店の奥から芳るスパイシーな香りに、うっとり。 メニューも豊富で、何を注文するか、ワクワクしながら選ぶのも楽しい。 何やら、辛さのランクもインパクト強い

          やすお#3

          みのる#1

          私がアーユルヴェーダを始めた頃のこと。 アーユルヴェーダは、偶然テレビ番組でシロダーラ(額にオイルを垂らす施術)を観て、その魅力に惹き込まれ、勉強するようになりました。 師匠のもとを訪ねたのは、今から何年前でしょう。 半蔵門近辺にある高級マンションの1室。 インターフォン越しにご挨拶。 聡明な感じのるする男性の声。 ドアが開くと、そこには、日本人セラピストの男性が! 『はじめまして!セラピストの、みのるです!』と挨拶の握手! 握手(^◇^;)なんか新鮮⁈ そうき

          みのる#1

          やすお#4

          あれから、時々、週一ぐらいだけど、LINEがくるようになった。 「この前、井上の店、行ってきたよ」 そうなんだ!井上くん、覚えてた? 「他のお客さんいたし、声かけなかったけど、絶対あいつ、俺に気づいてたよ。」 あ、へー、そ、そーなんだ(´・_・`) 「井上、こっち見てた。」 そーなんだ(^◇^;) ある時、また、飲みに行く機会があった。 そこでは、飲みながら色々な話が展開していく中で、 「彼女がいてね、ずっと留学してるんだ。」 あーそーなのね!なら、良かった

          やすお#4

          やすお#2

          コピー機のところで、声をかけてきた男性の名は、 やすお。 どうやら、先月、隣の品質管理部に着任した派遣社員さんだったようだ。 この、やすおという男。 仕事は技術屋さんなので職人気質で黙々と取り組んでいる様子ではあるものの。 一方で、人懐っこい性格で、女性従業員らとも仲良くやっていけるキャラのよう。いってみれば、女子会にも違和感なく馴染んで参加できる男子!といったところだ。 ある時、自宅がお互いご近所だということを知り、地元の居酒屋さんを紹介してもらうことになった。 待

          やすお#2