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知りたい情報がすぐに見つかる!「検索力

インターネットを介して、いつでもどこでも世界中の情報にアクセスできる時代。わからないことをすぐに検索できる手軽さの反面、情報が多すぎて答えになかなかたどり着けないということもよくあります。そんなジレンマを抱える現代人に必要なスキルの一つが「検索力」です。今回は、正しい情報を早く見つけるためのヒントをお伝えします。

検索力が高い=情報リテラシーが高いと評価される


検索力とは「短時間で知りたい情報を正確に見つける力」です。検索が上手な人は、言い換えれば「インターネットを正しく使いこなす能力(情報リテラシー )」が高い人。とは言え、職務経歴書に「情報リテラシーが高い」と書いても、いまいち説得力がありませんよね。情報リテラシーをビジネスへのアピール材料にするには、関連資格を取得するのも一つです。情報科学技術協会主催の「検索技術者検定 」は、ビジネスで必要となる信頼性の高い情報を活用できる専門家の育成を目指して作られた資格。こんな資格が世にあるということからも、検索力というスキルへの注目度の高さがうかがえます。是非検索力しっかり学んで自分のビジネスに活用してください。

検索力アップのコツ1.「検索エンジンのしくみを知る」

ここからは、日々の検索に活かせる検索力アップのコツを伝授します。まず検索力アップのための第一歩は、検索エンジンのしくみを知る こと。YahooやGoogle、Bingなどの検索エンジンは、検索された言葉をもとにインターネット上に公開されているデータを収集し、キーワードに紐づく結果を表示します。iPhoneに搭載されているSiriなどの秘書アプリは「●●が知りたい」と言えば、検索された言葉の意味を解析して答えを出してくれますが、検索エンジンにその働きはありません。

検索力アップのコツ2.「空白を入れて複数単語を羅列する」

検索エンジンで情報を調べるときは検索ボックスに文章を入力するのではなく、単語だけを入力するのが鉄則です。なおかつ、複数の単語 を入力した方が、より精度の高い答えにたどり着けます。たとえばWord上での適切な画像の配置方法を知りたいなら「Wordの正しい画像配置方法」ではなく、「Word 画像 配置 ずれる」などと、空白を入れて関連語を入力して検索します。また、検索エンジンは記号を無視する ため、検索語のおわりに「?」を付ける必要はありません。

知っておくと便利!Google検索コマンドあれこれ

検索エンジンの大まかな特徴がわかったところで、次に便利なGoogle検索のコツについて解説します。ちなみに、現在YahooはGoogleと同じ検索技術を使っているため、両エンジンの検索結果は、ほぼ同じになります。「私はYahoo派!」という方も、ぜひこのコツを使ってみてください。

一部分が不明なときに使える「*」
有名な言葉や歌詞などの一部を忘れてしまったときは、分からない部分に「*」を代わりに入れて検索することで、検索エンジンが答えを探し出してくれます。例:「吾輩は*である 夏目漱石」

特定のキーワードを除外したいとき「-」
除外したいキーワードの前に「-」を入れます。例:「スマホ 料金 -学割」

完全一致を検索する「“”」
“世界一の高さを誇る山“など、単語や語句を引用符(”“)で囲み、完全一致の結果を検索します。

ハッシュタグを検索する「#」
TwitterやInstagramなど、ソーシャルメディアでのタグ付きの投稿を検索するときに使います。例:#shoesや#女性起業家や#副業や#ノマドワーカー

なかなか情報が見つからない!そんなときに使えるテクニック


いろんなコツを駆使してみたけど、それでも知りたい情報にたどりつけない!そんなときは、こんな方法 を試してみてください。

言葉の意味を調べたいときは、「〇〇とは」で検索する
調べたい言葉に「~とは」を付けて検索します。また、言葉の英訳/和訳を知りたい時には「〇〇 英語」「〇〇 和訳」などをつけて検索してください。

エラーを解消したいときは、エラーメッセージをコピー&ペーストして検索する
何十分も格闘しているけど、エラー解消の方法が見つからない!そんなときも上手な検索方法があります。たとえば関数がうまく使えないときは「Excel VLOOKUP関数 エラー」と検索するより、Excel上に表示されるエラーメッセージをすべてコピーして検索したほうが早く答えにたどり着けることも。ぜひ試してください。

まとめ
たくさんのテクニックをご紹介してきましたが、検索力を上げる一番のコツは、何度も繰り返して検索すること。その中で、正しい情報を見分ける目も自然と養われていきます。仕事でもプライベートでも役に立つ「検索力」を、トレーニングしていくことによってこれからのビジネスの可能性を大きく広げていくと思います是非活用してください。


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