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庭師が読む『僕たちはどう生きるか』

きっと耳を澄ますにつれ
庭がどこまでも広がってスウスウ
流れこんでくること請けあいのラジオ
『庭声』の更新です。

第五回目となる今回は、独立研究者・森田真生さんの『僕たちはどう生きるか』を繙きながら、この普遍的な問いに、庭師としての応答を試みます。
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目次

前編
この本読んで会社やめました/コロナ以後、目に入ってきたのが庭だった/消毒よりも味噌づくり/エコロジカルな自覚/真に人間が健康になっていくことは環境の恢復につながっている/世界の終わりであるところに、これから僕らがつくっていく庭のはじまりがある/屈辱ではなく、存在のよろこび/環境問題の最たる原因は農業である/偽善的であることを逃れられないほどに生態系は豊か/ケータイ代1200円やから

後編
正解を定める危うさ/みんな優しい/かわいそうは間違いやすい/役割に注意を向ける/かつて人類は植物だけでも3万種類以上を食べて暮らしていた/食の多様性の喪失は生物多様性の消失に帰結する/世界って食べられるんや/農業を変えるのではなく庭を加える/その人の庭を抽き出す/生態最適という大前提/ジャングル激アツ/ぜーんぶようちえん/環境をととのえたらそれが先生になる/余白を意図する/夜な夜なオオバコ/草が生えない校庭の罪/気づいたらおもろいことになってた
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