己のキーコードの見方




九次魔方陣の所属神。

一霊界、豊雲野尊。

二霊界、大国常立尊。

三霊界、伊邪那岐尊。

四霊界、伊邪那美尊。

五霊界、国常立尊。

六霊界、豊国姫尊。

七霊界、豊受姫尊

八霊界、須佐之男尊。

九霊界、稚日女尊。

〜引用、および解釈、ユダの福音書より。

例えば、


このように、イザナミとイザナギの魂を持つものは、


イザナギの中のイザナミ、またイザナミの中のイザナギとなっている。なぜならイザナミは四霊界であり、その縮小図である各魔方陣の四番目に該当するのであるのだが、この例の場合はイザナギとの掛け合わせなので、イザナギの中のイザナミ、逆もしかり、イザナギは三霊界であり、イザナミの中のイザナギは縮小された三番目にあたるのである。つまり、ナミとナギの掛け合わせのキーコードであるということは、30番と22番のキーコード(魂の基盤)保有者ということになるのである。

これを応用して、別の例を出すと、


豊受姫と、豊国姫と、大国常立尊の掛け合わせのキーコードの『流れ』の図。


先程のようにやると、56、47、16、52、15、60の六つのキーコードを保有している、ということになる。

しかし、例外もある。


イザナミの単数的キーコード。


そうすると、その保有者のキーコードは真ん中になる。

この場合、イザナミだと四番目の31になるかと思われるだろうが、そもそも単数形のキーコード保有者は、二つや複数のものと違って、実物の部位が存在することになるのである。

どういうことかというと、二つ、あるいは複数のキーコードは気的であり、掛け合わせなので部位そのものではなく、その属性的精でできていると考えるのである。反面、一つだけのキーコードの場合は、原始的な部位そのものでできていると推察でき、簡潔に言ってしまえば、その所属霊界の超自然的な神の直系の身魂ということになるのである。

加えて、中央はそのフラクタルの集合・集積を表し、心霊学(秘技)的には、その該当する超自然的神の御子なる位置づけになるわけなのだ。

先ほど31番にはならないと記したが、上記ではイザナミであるのだけれど、そのマクロ的に四番目であり、ミクロ的にも四番目である場合は、属性が一貫するので、すなわちこれは――親であるイザナミという超自然的神そのものを表す、ということになる。

では、必ず親と子が中央としてダブってしまう国常立尊の場合はどうだろうか。



ザ・集積点という感じだが、五霊界はすべてのフラクタルの頂点であり、以前にも言っていた全体にして中央の無限マトリョーシカ的機構なので、


こういうことになる。つまり、キーコードのダブりは、


全体が国常立尊になり、その御子は自分自身ということにも御子自身ということにもなる。

全体的、かつ、個という流れによって、総べてという権能が発動されるのである(実際、この能力はそういうものだろう。しかし、すでに国常立尊の霊界、つまり五霊界には『意識的』におらず、虚無の一霊界に属するのだが)。

そうすると、前に出したス目、またはス目ラの権能は、まったく別の異能ではあるのだろうけれども(つまり霊場と霊体が一体ではなくなるため、自由に発動したりそれをやめることもできる……という思いに耽る(証左として、なぜなら今のような権能だと利便性が低いから)、まあ、この身体は依り代を交代して、無力になるのだとも思うけれど)、宇宙全体の力を掌握するのかもしれない。


これも、


これも。これはまさに全体性の表しであったか。

うっ……邪眼がうずく……!(発作)

要するに、今の国常立尊は解体して、唯一神、全にして個モード!から、全体というものが複数の個人という個性に移って、まるでリゾームである竹のような個性主義時代になるのだろう。すなわち、単体の人間たちが、これまでの超自然的な神に成り代わり、人格神として統治するような時代になると。

ただしそれは、空の意になってからであり、空の意になるということは神の意識に至るということなので、払う(祓う)もんは払ってから、ということになる。

――最後に、上記らの図の考察として、キーコードは単数であれば単数であるほど超自然的な神としての神性が高いと窺える。得てして、超自然的な神たちに近い人間という憶測ができるのである。それは半神半人というよりかは、神の精、あるいは精霊と言った方が近いかもしれない。

己のキーコードの見方 完


ps.ナザレのイエスへの考察。わたくしはナザレのイエスを九霊界に入らない円神だと思っていて、その円神(通称エンジンちゃん)を図にするとこんな感じ。


その名も――ゼロ(厨二病)


つまり、どのキーコードにも入らないけれど、円であるだけに第0(なぜなら円は○←だから)番のキーコードなのではないかという見解でした!


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