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人は制服に頭を下げる

この言葉は、父の蔵書のなかにあった、まだ一冊ごとに印鑑を押していた時代の本の言葉です。

捺印されてい書籍は、時代ともに、印鑑が印刷になり、印鑑廃止という文字だけになり、今はなにも記載されていません。

「人は制服に頭を下げる」という言葉は、肩書きに頭を下げているということにもなるでしょう。

私は評論家、批評家、コメンテーターには批判的な人間です。
彼ら彼女らがつまらないと批評している作品でも、私たちが楽しめればそれがいちばんなのであって、クリエイターは評論家の人たちに評価されるために作品をつくっているのではないと思っています。

ノアは無名の人だったのでしょうか。だから、誰もが耳をかさなかったのでしょうか。

悪魔は神の姿であらわれることもあるというので、姿で判断もできません。
釈尊やイエスキリストも、悪魔があらわれて、誘惑されたと聖書、お経に記されています。
ある時期までは、良心的であっても、魔にとってかわられることもあるでしょう。

今は、リアルな動画も作成できてしまうので、フェイクニュースにも警戒が必要です。
私はつねに疑心暗鬼の人間ですので、ちょっとでも違和感を感じたら、いろいろと調べます。そして、自分でいろいろと考えるようにしています。

有名人や歴史のある組織の話には疑うことなく信じてしまいがちです。
あとで、それが偽り、名乗っているだけだということが判明してしまうこともあります。

どんなことでも、すぐに信じてしまうのではなく、自分自身で調べて、考えてみることが大事な世の中になっていると思いました。有名だから、肩書きがりっぱだから、服装がりっぱだからよい人とは限らないと思っています。

                (了)

星谷光洋MUSIC『別れたくない』


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