つらつらと。

文章書いてます。 書きたいように書いてます。 Twitter→@shinonokog…

つらつらと。

文章書いてます。 書きたいように書いてます。 Twitter→@shinonokogoto

最近の記事

言の葉

君が手を差し伸べてくれた あの日の言の葉 今日もこうして歌っているよ 君が笑顔で紡いでいた あの日の言の葉 今もこうして歌っているよ あの日の君も僕も もうどこにもいないけれど あの日の君が僕が いたから 君が手を差し伸べてくれた あの日の言の葉 今日も目指して歌っているよ 暗闇から連れ出してくれた あの日の言の葉 今もこうして歌っているよ あの日の君も僕も もうどこにもいないけれど あの日のままの二人で また 出会えたら

    • やさしさ

      優しい人にはなりたいけれど 温い人にはなりたくないな 安い笑顔を売り続ければ そのままどこかへ消えていく 優しいあなたに優しくいたい ただそれだけ 生きていたいだけ 嫌いな人を殴りたいけれど 強い人にはなりたくないな 世界はいつも愛し愛され 受け分け合って回ってる 素敵なあなたに優しくいたい ただそれだけ 優しいあなたに笑顔でいたい ただそれだけ 生きていたいだけ 優しいあなたの隣りに居たい ただそれだけ 素敵なあなたのものになりたい ただそれだけ 暮らしたいだけ

      • Live

        白い鳥が 屋根の煙が 空に消えてく 乾いた瞳をこじ開けて 鼓動を鳴らしていく 僕はここにいるんだと 何度だって こうやって歌うんだ 淡い日差しを浴びて 頬に風を受けて 今日もまた繋いでいく 生活は続いていく 浮かれた足取りも 置き去りにされても どうかして繋いでいく 手繰り寄せて生きていく  君が教えてくれた 心の居場所を こうして歌って生きていく つまらないや なんでどうして   胸に閉ざして 暮らしの香りが漂えば 微笑みドアを開ける 君がそこで待ってると 何度だ

        • 大好きな時間

          大好きな時間にあなたがいて 僕はただそれだけで 最初は小さな蕾でも 僕の目を見て微笑んで その瞬間に世界はさらに色づいたんだ 長いこと歩いてきたよな 遠く離れた場所だって 少しは同じ景色見れているかな 小さな部屋に一人ぽっち そんな僕でも 笑顔が言葉が心溶かしてくれる 大好きな時間にあなたがいた 僕はまだ若かった あなたと見る景色 途端に輝き出して  日々の隙間の音色辿って 君と素敵な景色目指して 何度間違えたって 何度だってあの場所へ  色褪せない想い繋いで どん

          風に乗って

          あまりに広い世界の中で あまりにちっぽけな僕が 何ができるかなんて 何をしたいかなんて あまりに遠いものだけれど 夢見ていたくなるの そんな一人の時間に 温もり残る寝床飛び出し 走るわ 僕にもわからないワクワク抱えて 髪揺らす風だけは 僕のことどこまでも 連れて行ってくれる気がした まだ見えないたどり着けないこの先が どんなに続いてたって 今だけはこのまま走っていたいな 夜が長すぎて 朝が遠すぎて うずくまってしまうわ 不意に流れてくる音楽が 今の私を許してくれるわ

          春の光

          ドアを開けば 春の香り 目を覚ます鳥とともに 長い長い夜が明け 窓から漏れる淡い光 少しだけいい気分で靴紐を結ぶ うろ覚えの夢を繰り返しながら 街を歩けば 春の香り 頬を撫でる温いそよ風 疲れるまで 今日も踊ろう 濡れた道の上で 暗い暗い夜が明け 前を向けるそんな日差し 少しだけ勇気出して太陽見上げる まだまだ消えないもの抱えながら 歌を歌えば 春の香り 心弾むリズムに乗り くたびれるほど 履き潰そう コンクリートの上で 知らない道辿って 日照りの街を見下ろせば

          今まで通り

          こんな雪の日に「跋が悪いね」なんて 君も本当は本当じゃないくせに 月が顔を出し最後のおやすみを それまでは今まで通り 涙を悲しい顔を見せたら 余計苦しくなりそうで 素っ気なく返しちゃったね 二人の心に少しばかりでも 愛しさが残っているなら 時計の針は微笑むことなく 動き続けたまま ねえ 今日と同じ日が 明日も続けばいいのになんて ちっぽけな願いが二人を巻き込んだ 閉じ込められた昨日という灯りに 近くに居たのに気づかないことばかり 思い出す今まで通り どうせこのままな

          羽の生えた恋

          ちょっぴりお茶目な私のお話 遠くからあなたを見ていた ひょんなことからページは進んだ まさかこんな日が来るなんて どうしても振り向かせたくて まっすぐぶつかってみた 嘘なんかつけないんだ 私はずっと知っているから 本当は優しい人だから 運命のもっと深い場所で 好きでいられますように ちょっと天邪鬼な私のお話 突然にあなたは現れた まっすぐぶつかる姿を見てきた まさかこんな日が来るなんて 私には勇気は持てなくて 突き放したりもした それでも無視できなかった あなたに気

          桃源郷

          君を連れてどこへ行こう そこはきっとまだ見ぬ そっと瞼閉じれば 溢れ出してくるのは 簡単に思い描ける これからの日々 ずっと君に誓った 間違いない言葉 今も変わらないよ たまによそ見するけど ああ 君に嘘なんてつけないや あの日の一生涯変わらずに 君を連れてどこへ行こう 守り抜く自信だってないけど 繋いだそのまま行けるなら そこはきっとまだ見ぬ桃源郷 すっと心に染みた 君がくれた言葉 今も覚えてるよ 胸の中で僕を呼ぶ 死ぬときには二人揃って その日が最終回迎えたら

          毎日を染めて

          通学路偶然に見かけた あの人が気になって 心が浮ついてる 崩れてる髪を梳かすなんて らしくないこともして ちゃんと準備しなくちゃ まだ名前も知らないあなたを探して 今日もまた なんて意地悪な運命なんだろう 黄昏をときめきで染めて 私だけの青春はどこへ向かうのでしょう 行き交う人生が交わればいいのに 運命はいつだって突然 あの人が気になって 頭を離れない まるで生まれ変わったみたいに 口元もニヤついて あなたのこと考えてる 夢でも会えるようにあなたを浮かべて 今日もまた

          思い出はミステリー

          またどこかでと言い合ってから随分経ったね 懐かしい景色は変わらずにあのままで 久しぶりに会えば 思い出話が花開く まるで答え合わせみたいだなんて だけど今でもたまに思うんだ ふとしたあれもこれも きっかけが思い出せない 今はこうして集まって 何でも笑い合えるけど 思い出はミステリー あの日映したスマホの中で確かめ合ったね 懐かしい姿は変われども見違えて 重い口開けば 抱えた疑問が顔を出す 君はあの頃はどうだったなんて 今もこうして確かめたいんだ ふとしたあれもこれも

          思い出はミステリー

          フォトグラフラブ

          切り取った一瞬の 嘘のない一瞬の 中のあなたが 笑ってくれるまで 思い出を重ねるたび増えていく1ページ 捲っては捲ってはなにか溢れそうだ あの時語った朧気な 約束は今は何処で君を呼んでいますか 切り取った一瞬の 踊った風が 今の私を笑顔にさせるよ 次はまた今日より 振り返った時 素敵になるように あの時誓った優しさは 大切な君のために僕を呼んでいるようで 嘘のない一瞬の 中のあなたが どうか涙で笑ってくれるまで 明日はまた今日より 振り返った時 素敵になるように

          フォトグラフラブ

          水晶玉

          心に抱きしめられながら 心を誤魔化し続けた 繰り返す空白の時間がその先を曇らせた 想像するたび布団に埋めた 瞑った目がはっきりと 映すのはどんな未来でしょう 潰されそうになりながら 光る水晶玉は濁ったまま 君を映し続ける 心に見送られながら 心を閉じ込め続けた 繰り返すやるせない時間が明日をまた隠した 想像するたび枕に残った 瞑った目がはっきりと 映すのはどんな未来でしょう 殺してほしいと思うけど 光る水晶玉はただ笑顔で 君を映し続けた 心に抱きしめられながら 心

          公園

          乾いた風が流れて 錆びたブランコを揺らすよ 茜色に染まったこの公園は ただ心を優しく撫でるよ 何も変わらないそのまま いつの日からか僕は 何を想って生きてるの 分からないまま足が動いた ふと思い出すこの場所 乾いた風が流れて 空き地の雑草揺らすよ 誰もいなくなったあの空き家も ただ季節を眩しく映すよ 何も変わらないあのまま いつの日からか僕は 何を忘れて生きてるの あの日のことで死にたくなるよ ふと思い出す記憶が 日々を繋いだ思い出が 溢れそうなほど詰まった い

          長旅

          木々が頬を染めたら 旅に出ようか 愛しい君を横に 乗せて 何処かゆけば何かが待っているかな 横目に流れる 夕日に尋ねた 吹かした煙は汽車のよう どこまでも ただ走ろう 浮つく心は海のよう  揺れながらさ 帰る日まで すべて忘れて  シワが顔をなぞれば 旅に出ようか 愛しい君を背なに 乗せて 何処にゆくか誰かが知っているかな 鏡ではしゃぐ 瞳に尋ねた 繋いだ両手は雪のよう いつまでも 離さぬよう はなした未来が輝くよう 窓の向こう 会える日まで ずっと想って 雪がす

          歩きながら

          今思えばそれしかなかった 変わらずただ続けてきたよな 行き交う街 そこで一人 青に変わる信号 息づく室外機  含め重ね創ってきた 歩きながら今日もまた繋ぐんだ 頭の中響かせてきた 踊りだすあの歌 褒めるようなものじゃなくてさ それでも今信じていたよな 日が落ちてく 外を見てる 強く動く心臓 ぼんやりと目の前 でも歌うしかなかった 歩きながら今日もまた紡ぐんだ 五線譜のように真っ直ぐじゃなくても ただそこにある歌 何が足りない 何も要らない ゆらゆら揺れながら