✋てのひら・・・
今日、母の夢を見ました。
スーパーから米袋を抱えて出てきた姿は元気そう。
子供に会うとニコニコっとうれしそうに微笑んでいました。
私は物心がついた時から、右手の親指があまり開きません。
つかまり立ちをするようになった幼い頃、
消したばかりのストーブに手をついてしまったようです。
私の記憶には、その時の状況は残っていません。
手のひら✋いっぱいの やけどのあと
当時、診ていただいた先生に
『お尻の皮膚を移植しましょう』と言われた母は
『女の子の身体に傷をつけるなんて嫌です!
私の皮膚を移植してください!』と懇願したそうです。
移植は本人以外は出来ません。
私は右手の事で悩んだことはありません。
母を恨んだこともありません。
「気持ち悪い!」と言われたり、
飲食店では箸の持ち方を指摘や注意されたことは
しばしばあります。
5歳の時、祖母が初めて本を買ってくれました。
今、思えば不自由な手のまま育ってほしくない、
という愛情が込められていたと思います。
もし
孫に「ばぁばの右手 かたくて へん!」と言われたら、
「この手はね、ばぁばの勲章!」😁と。
孫「くんしょうって なぁに?」
私「・・・😳?」ジタバタ ジタバタ💦
孫はいません。もちろん子供も・・・。
そう、想像する年齢になりました。
お母さん おばあちゃん ありがとう
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