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心房細動 私の経験 ①

38歳の時に『発作性上室性頻脈』と診断されました。

「発作が起きたら救急車で来院してください」と総合病院の担当医師から言われていました。

発作当初は早めの大きな鼓動としか自覚症状はありませんでした。
救急隊員の方が「患者さんはどちらですか?」と私に聞くくらい、見た目は平然としていました。
停止した救急車の中、脈拍200超 血圧は計れず。
救急隊員の方に「良く大丈夫だね」と言われたことは度々。

当時、祖母が心臓の病気で入院していました。
お見舞いに行くには電車で往復6時間。帰宅すると直ぐに発作が出ていました。
振り返ると、疲労とストレスが私の場合には発作の引き金になったと思います。

例えは良くないとは思いますが、
ボール(心臓)の壁打ち(発作)で、新品のボールのうちは少し大丈夫だけれど、何度も壁打ちしているうちにボールのゴムの部分が伸びきってしまう。
頻繁に発作が起きると、だんだん苦しさが出てきました。

躊躇していたアブレーション手術でしたが、日常に支障をきたすようになり1回目の手術を決意しました。
手術中、心臓がどうにかなるのではという感覚に私は「苦しい!」と連呼。術後、担当医師の術衣は汗まみれでした。

手術をして頂いた先生が急に転勤になり、他の先生に引き継ぐことに。2回目の手術…頑張れない気持ちと不安。


近所のかかりつけ医に相談しました。なんでも聞いてくださる先生なので、来院した理由 経緯をお話ししました。

すると「某有名病院の循環器内科部長だったⅠ先生が知り合いで」と。その先生はご高齢だけれど、アブレーション手術を受けられ完治。病院により、高齢の方のアブレーションは難しいと言われていました。約十数年前の事です。

そのⅠ先生に紹介して頂いたのが今も主治医である桑原大志先生です。2回目 3回目の手術をしてくださいました。
(稀な不整脈で、原因を突き止めることが難しく2回アブレーション手術を受けました)


3回目の手術は東京ハートリズムクリニックです。
麻酔下でアブレーション手術は行われますので、楽でした。


詳細な手術内容は後日にさせていただきます。また、術後のことも。とても深く長いお話なので。
申し訳ございません。







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