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「2万RT」された漫画より「5000RT」の漫画の方が3倍もフォロワーが増えた話(無料版)

二年ほど前


【大事に扱われ意思を持った過保護なドローンと社会人女性の漫画 】(以下・ドローン漫画)というものをアップし2.5万RT・5.2万いいねを頂き、ラインニュースにもなりました。それが今でも人生で一番バズった漫画です。(RTはリツイートの略)

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そして2ヶ月くらい前に【高身長の後輩(女)と低身長の先輩(男)が恋愛に発展するまでの漫画 】(以下・身長差漫画)が少しだけバズり、こちらは現在5000RT、1.9万いいねです。

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2つの漫画、RT数は5倍ほど違いますが、
なんとフォロワーの数はRTの少ない身長差漫画の方が約3倍も増えたのです。

ドローン漫画で増えたフォロワーは数百人ほどでしたが、身長差漫画は2000人ほど増えました。(どちらの漫画でも、フォローしてくれた方ありがとうございます!)
元のフォロワー数が2000人ほどだったので、なんと倍です。


コメント数も、身長差漫画の方が多かったです。何故RTの少ない身長差漫画の方がフォロワーが増えたのか自分なりに予想し、どんな漫画が広まりやすく、どんな漫画にファンがつく(フォロワーが増える)のかをこの記事では書いていきたいと思います。

結論から言うと


「ネタとして強い漫画」はバズりやすく、「作家性を好きになる漫画」はファンがつきフォロワーが増えやすい

です。


ドローン漫画は、ドローンがしゃべるというキャッチャーなネタ(その頃特にドローンが話題になっていた)で、つまり「万人に受ける」漫画でした。同時に時事ネタ的でもあります。

それに対し身長差漫画は「身長差」「高身長・低身長」というフェチ的な要素があり、人に話したくなるというよりは「個人的に大好き!」という漫画だったのかなと思います。

フォロワーが増えるかどうかは、「漫画単体」を好きになるか「作家性」まで好きになるかという差だと予想します。
これからこの2つの差を詳しく掘り下げていきたいと思います。

高身長の後輩(女)と低身長の先輩(男)が恋愛に発展するまでの漫画

「漫画単体」の人気と「作家性」の人気は違う


例えるなら「家族向け番組」と「深夜番組」です。

深夜番組の方が知名度は低いものの、固定ファンが多く熱狂的な方が多いイメージがあります。
いやこの例えは適当で多分ちょっと違うので無視していいです。何かに例えるほうがそれっぽい頭良い感じに見えて、実際恋愛でもそういうトークを上手くすると知的に見えて好感度が上がるらしいです。
話が逸れました。


ドローン漫画は、「ドローンがしゃべる、ドローンがイケメン」というわかりやすいネタでした。もし親や子供に話しても、なんとなく笑ってくれるでしょう。

しかし「高身長女子と低身長男子がさー!」と親や子供に話しても、薄い反応をもらい、恥をかいて終わりでしょう。僕の親がそこそこの年齢というのもあるかもしれません。
創作物やフェチに興味がある方なら年齢関係なく通じるでしょう。


ドローン漫画は「漫画単体」でのウケはよかったものの、数字の割にフォロワーが増えなかったのは「作家性」まで興味を持たせることができなかったのだろと思います。

つまり「この漫画は面白いけど、この人が描く他の漫画まで面白いとは思えない」という感じです。身長差漫画は「好きな人には刺さった」。
狭く深く興味を持たせることができた作品です。


この違いを考えて、両方の要素を上手くバランスとって発信できれば作家の知名度を広められるでしょう。きっと。

そのへんのアイデア作りの話は「有料版」のほうで少しだけ書いています。興味があればよろしくお願いいたします。

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