ギバーとテイカー、スライサー

先日、くったくたになっていた私をみていた長女から質問されました。
「そんなにきついのに辞めようと思わないの?」と。
もちろん生活のためもあるので、「辞めようとは思わないよ」ですが、長女にいったことは、
ママは、自分の仕事結構好きだからね。楽しんでやっているよ。
というか、今の仕事だから好きというよりかは何の仕事をしても、自分の仕事を好きになることかな。だから「好きな仕事につく」とかいうことじゃなくて、「自分の仕事を好きになる・楽しいところを探す」感じがいいと思う。ファミレスのウエイトレスしたことあるけど、楽しかったし、今やれといわれても楽しんでできると思う。お水がなくなる前に注ぎにいったり、食事がちょうど終わる頃に、熱いコーヒーを持っていったりしていたら、老夫婦のお客様の奥様の方が、「あなたほんとによく気が利くわね~お金持ちの旦那さんと結婚しなさいよ」って言ってくれた。自分の仕事の喜びっていうか、楽しいとこ探しすると好きになれるよね。
長女から珍しく(あまり人のことを褒めない長女(笑))
「深いわ~」
と言われて、なんかうれしかった。
バイトをはじめて、暴言を吐く人やいじわるな人とお弁当屋さんで働いたことのある長女は、
「でも、そういう職場じゃないところもあるやん?」と。
「そうだね、環境は大事だね。一緒に働く人がそういう人ばかりだと、そうじゃない人もそうなったりして(自分も含めてね)。楽しめないし、喜びややりがいは見つけられないかもね。そして、お客さんの顔ぶれ(=客層)もあるしね。働く側が心が整っていないとお客さんも自然といいお客さんは来ないこともある」

そういうやりとりをしました。
もう一人前の一歩手前なので、将来のこととかも考えるのかもな。
(ちゃんと聞かない母(笑))
根ほり葉ほりきくよりも、本人が考えて自分が選択してほしいなあという名目上の、手抜き母なのでした。


では、今日はギバーとテイカーと、スライサーのお話。
ギバーと思ってたら大間違いかもよ!っていうお話です。

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