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「人に届ける」クリエイター活動の意義 〜古森もぐ様 インタビュー 前編~


私たち高校生の視点からは得られないようなものの見方や考え方を共有したいと思い、インフルエンサーとして幅広く活動されている古森 もぐ様にインタビューをさせていただきました。
こちらの前編は、主にもぐさんのクリエイター活動についてお聞きした内容となっています。
前編・後編 合わせて読んでくださると嬉しいです!


▶︎▶︎古森 もぐ
インフルエンサー、YouTuber、アイドル
TikTokの「女子高生あるある」動画などで共感を集め人気クリエイターに。高校生世代の視聴者から人気が高く、YouTube登録者数は35万人を突破している。 現在は動画投稿に加えイベント活動も行うなど、幅広く活躍。


▼ クリエイター活動の歩み

動画投稿を始めたきっかけ

——もぐさんが動画投稿を始めたきっかけを教えてください。

もぐ:元々小学校ぐらいの頃から歌ったり、踊ったりしたいという風に思ってて、中々実現するきっかけを掴めずにいて。まず自分に出来ることは何だろう?って考えた時に、『人に届ける』という意味で動画に着目して、動画の投稿を始めました。

インタビュー中の古森もぐさん
インタビュー中の古森もぐさん

「女子高生あるある」の実体験

——「女子高生あるある」の動画を始めたきっかけや学生時代の経験はありますか?

もぐ:動画投稿以前に、実は高校の教育実習に行ったりとかしていたんですよね。そこでリアルな高校生を見て、自分の高校生時代とかを思い出しているうちに着想を得て、今の投稿スタイルになっていきました。

学生時代は、自分の「歌って踊りたい」という夢を親から反対されていたこともあって、何をすればいいか分からず1歩踏み出せずにいた状態だったので、焦りや不安は常に感じていました。自分がどうしたらいいか漠然としていて、それを悩みに感じていました。

先生になろうという道を進めていたのも、アイドルとかクリエイターのような”安定しない職業”への理解が得られないこともあると思うので、そういったことで悩んでいる生徒に寄り添えたらなという気持ちがあったからで、そこから色々と今に繋がっています。

視聴者から見る像との間に生じるギャップ

——視聴者の考えるもぐさんと、もぐさんの考えるご自身の像に違う部分があると思ったことはありますか?

もぐ:「女子高生あるある」の動画のコンセプトからなのか、いわゆる元気な子のように見られることが多いのですが、実際の私はコミュニケーションやお話しすることがそこまで得意ではなかったりと、ギャップを感じることは多いです。

動画の内容に関しても、私がやりたいことと、視聴者が求めるものがどうしても違うこともあるので、その間を取る作業に難しさを感じることもあります。


▼自分を表現するということ

現在の活動

——現在は動画投稿の他にイベントなどの活動もされているようですね。

もぐ:動画投稿の他にも、天羽しろっぷとか、ちなぷぷとかと、イベントをしたりとか。一緒に夢を追いかけたり、努力したりできる友達と一緒に活動出来ていることが嬉しいです。

音楽活動を目指す1番の理由

——「歌って踊りたい」と思う1番の理由はなんですか?

もぐ:元々は小学校4年生ぐらいに、アイドルになりたいと思ったのが今まで続いていただけでした。
でも、その夢を追いかける中で、様々なことに気付かされ、なぜやりたいのか明確な意味や理由を持てるようになったり、活動を通して何を届けられるだろう、みたいな部分を軸に、やりたいことを考えるようになりました。

自分自身、誰かの「好き」や「届けたい想い」によって作られた作品に何度も助けられたことがあって、今度は自分が誰かにとってそういう存在になれたらいいなと。
そのためにも、アイドルという昔からの夢や、今の活動、今後の活動という「こうありたい」「好き」と思える自分像を追いかけ続けることを大事にしたいです。
「好き」を大事にしようとする誰かの努力に寄り添えるようなモノづくりをしていきたいです。

より幅広い活動を始めて感じること

——イベントなどの活動を実際に始めて、どのように感じていますか?

もぐ:夢に近づけているなという実感が純粋に嬉しいです。また、元々私は一人で活動していたのもあって、自分の夢を共有できなかったり、色んな方向性で周りが活躍していったりするのを見て、おいてけぼりになっているなという感覚があったんですけど、今は視聴者さんとかに楽しんでもらえる空間作りがてきていたり、一緒に努力できる仲間が増えたことがとても嬉しいです。


後編へ続く


このエッセイは、COLOR Againという団体主催の活動のもとで執筆を行っています。
私達の他にも、「自分の感性に自信を持つ」という共通のテーマで昨年の6月から活動してきたメンバーで、様々な企画・活動を行ってきました。
この活動の集大成として、1/28(日)下北沢のクリエイティブスタジオ「砂箱」にて、展覧会が行われます!

「私だけかもしれない、けど。」展
2024.01.28(日) 13:00〜19:00 @砂箱
東京都世田谷区下北沢2-6-4 ミカン下北 E街区2F

ここでは私達のエッセイ展示や、活動を通してインタビューを行った際の記録展示、
他のメンバーの企画として
・「診断コンテンツとの向き合い方について考える対話ブース」(ワークショップ、参加可能)
・「メイクのあり方を考える」展示
・「子ども食堂でのアート体験」展示
など様々な企画展示が行われています。

入場無料なので興味をもってくださった方がいれば是非企画展にいらして貰えたらと思います!
(以下のリンクをチェックしていただけると嬉しいです!)


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