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こんな60歳になりたい

カエル男です。

先日、昔の先輩同僚が大分に来てくれまして。関西在住なんですが、たまたまご実家がここ大分にあり、法事やらで帰ってくる度に連絡を頂き、お会いしてます。

その先輩、もう60歳を超えており、再雇用で定年を超えて働いている方です。現役時代はバリバリ仕事されてたと伺ってます。残業なんて当たり前、一見無駄と思うことも全力でやり切る、昔ながらのザ・サラリーマンだったそう。

無理が祟ったのか、ご病気になられて休んだりもしてましたが、無事に復帰され、今でも週何日か出社して働いてます。

お酒が好きで、当時はよく振り回されましたが、憎めない方で、今でも慕ってます。向こうも悪くは思っていない様で、こうして連絡いただけるのは嬉しい限りです。

そんな先輩と久しぶりに飲み、改めてカッコいいなぁと思いまして。

まず、勉強してるんです。60歳を超えた今でも、勉強しています。

後輩との接し方に悩んでるんですよね、みたいな話をしたところ「昔だったら"何舐めたこと言っとんねん"で済んだけど、今の子はそういう接し方ではダメ。"俺の背中を見てろ"でもダメ。"上手く行かなかったのは何でだと思う?"と促して、自身に考えされる様にコミニュケーションとるのがいいよ。怒るのと叱るのは別だから」とのこと。

勉強して自分で考えながら実践してるからこそ、出てくる言葉だと思います。それらを通じながら、価値観をちゃんとアップデートされてます。思わず聞き入ってメモとってしまいました。

そして、ちゃんと先を見据えてアドバイスしてくれるんです。

先日、全国の社員が一同に介するイベントがあったんです。そこでは役員の方々が英語でプレゼンされたり、サプライズで色々な催しがされたりと、なかなか盛大で楽しい空間でした。

同じくそのイベントに参加した先輩曰く「あれには何らかのメッセージがあったと思う。冒頭の英語のプレゼン、あんなこと今までやったことなかった。まだ日本語字幕が投影されてたけど、いずれ無くなる日がくる。自分が40歳代だったら間違いなく英語の勉強を始めてる。君も絶対やった方がいい」とのこと。

私も同じ様な印象を受けてました。弊社、一応グローバルに事業展開してる企業なんですが、日本で働いているとあんまり実感ないんです。でも少しずつ英語と日本後混じりの資料が配信され始めたり、システムが統合され始めたりと、明らかに風向きが変わってきてる感があります。

「表向きは社員を労う催しだけど、冒頭の英語プレゼンからして、コレはいよいよだぞ…」と思ってたところに、その先輩からの助言。覚悟を決めて、今年は本腰を入れて英語の勉強を始めようと思います。

その先輩、ちゃんと動機付けもしてくれるんですよ。「英語の勉強した方がいいって話、あの催しが終わってから、何名かに言ってる。まだ先がありそうな子を捕まえて伝えてるんだ」ですって。そんなこと言われたら、ちょっと嬉しいじゃないですか。(単純なものでして)

・勉強して価値観をアップデートし続けている
・実践から学ぶサイクルを回している
・相手本位を意識している

60歳を超えても、このスタンスでいられるの、カッコいいですよね。自分もあと20年後にこういう考え方でいたいものです。

転勤前、最後にお会いできて良かったなぁと改めて思い、備忘を兼ねて書いておきました。

では。

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