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目的に合わせたKPIを

カエル男です。

先日、とあるエッセイを読みまして。岩尾俊兵さんの『世界は経営でできている』です。仕事だけでなく、家族、恋愛、健康と色々な領域ににおいて、経営目線をもつといいですよ、的な内容です。

世界は経営でできている

新書を読もうと思っていたので、とりあけず読んでみました。結構話題になっている本です。

しがない会社員なので、本当の意味で、経営目線を持ち合わせていませんが、少しでも経営目線にたって物事を捉えてみようと思いました。

早速、日課のランニングについて、思ったことです。

私は、ランニングをしています。晴れてる日は毎日してますので、まぁ趣味と言っていいかもしれません。平日は出勤前に20分くらい、土日は30分から1時間くらい、走ってます。

これには目的があり、ズバリ、健康のためです。

成人男性が日常的に行う運動って、通勤の行き帰りくらいなんですって。コロナ禍でその通勤さえしなくなったので、成人男性の運動不足が社会問題になったりしました。

まぁ何となく分かります。朝起きて仕事行って帰ってきてご飯食べて寝る、というスケジュールで動いていたら、なかなかまとまった運動する時間はとれないですよね。

転勤に伴い、徒歩20分通勤となってから、充実した日々を送るために朝活を始めまして。早起きして、出社する前に本を読んだり、ランニングしたり、してます。

健康維持のために走っているので、続けることが大事です。色々と欲を出せば、ペースとか勾配とかコースも気にするんでしょうが、続かなったら目的に合わないですから、その辺りは無視しています。

とりあえず平日は20分、時間がなかったら15分、土日は30分〜1時間くらいと、時間をKPIにおいてます。ペースも参考値として見てますが、大事にしてるのは、あくまで時間です。

ところが、なんやかんや日々走っていると、ついペースも気になってくるんです。SNSで、速いペースで走っている方の投稿とか見ちゃうと、なおさら、自分もペース上げよかなぁ、とか思ってしまいます。

でも、繰り返しですが、私が走る目的は健康であり、そのためには続けることが大事なんです。ペースをKPIにおいてしまうと、速さを求めてしまいます。

もっと速く走らなきゃ…後半頑張らないとペースが上がらないぞ…とか思いながら走っていると、疲れるんです。精神的に嫌になります。

すると、走ること自体に嫌気がさして「昨日頑張ったから今日は休みにしよう」とか思ってしまいがちです。何回か経験してます。

ペースをKPIに設定してしまうと、本来の目的である「健康」、そのために「続けること」に反した結果を招いてしまいがちです。

なので、この場合の正しいKPIは「時間」で、日々決まった時間を走ることをKPIとして設定した方が、良いんだと思います。

これが「今度のマラソン大会で好成績を残す」「速く走れる様になりたい」みたいな目的であれば、ペースをKPIに設定するのでしょう。

目的に合わせてKPIを設定するのが大事だなぁと思った次第です。

では。

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