見出し画像

価値観をアップデートしないとミスマッチが起こる

カエル男です。

何度か話題にしてますが、私も今年39歳になります。おじさんと自認したくない派ですが、世間一般的にはTHEおじさんです。

おじさんになってますが、いわゆる身も心も老いたくないので、運動したり筋トレしたり、色々な本を読んだりして、アップデートに努めております。

特に、価値観については、意識してます。「昔はこうだった〜」「今の若い子は〜」なんて昔の価値観を押し付け始めたら、いよいよ終わりの始まりだと思うので、それはそれとして受け止めつつ、今の考え方・価値観を理解する様にしております。なかには「確かにそっちのが良いかも」と思うこともあったりします。

例えば、車。

昔で言うと「男は車を買うもの!」「最近の若い子は車を買わないからダメだ!」「男ならオートマでなくマニュアルだ!」なんて意見が主流だったかと思います。

「所有から共有」になっている現代においては、買わずとも必要な時にカーシェアを利用すればいいですし、リース契約とかで十分対応できます。

今の車に乗り始めてまもなく7,8年が経ち、そろそろ買い替え時かなぁと思ってはいますが、次の車は、リース契約かカーシェアにするつもりです。

ITが進化して様々なデジタルツールやサービスが溢れかえる今、当時と比べると、前提が明らかに異なります。

時代に合わせて利用できるサービスやツールが変わり選択肢が増えてきているので、多様な価値観が生まれてきています。自分自身の価値観を変えなくても、少なくても、様々な価値観があることは理解しなければいけないと思います。

先日、会社の後輩くんと話してまして。地方勤務が続いており、これからも地方勤務が続くのであれば、転職を考えている、とのこと。

昔で言えば「若手社員は地方勤務を通じて経験を積んでいくもの!」「地方が嫌だから転職するなんて軟弱だ!」とか言われていたかと思います。

時は流れ、コロナ禍の後押しもありリモートで仕事が出来ることが証明され、工業社会を下支えした終身雇用が終焉を迎え、どこでも自由に働ける時代になりました。スマホを見れば、同期や同年代の友達がどんな生活を送っているのか、リアルタイムで分かります。

そんな時代において、どんな場所でどんな風に働いているか、は職業選択する上で、大きな要件の一つになっていることでしょう。

そうした価値観を理解できずにいると「期待しているのに何を言ってるんだ」とか思ってしまいますし、当人だって「なんで自分ばかりこんな不遇な目に合っているんだ、やってられるか」となってしまいます。

得てして上司にあたる方は年長者の方が多いので、この辺りの多様な価値観については、特に理解するよう努めなきゃいけないと思います。

今回の後輩くんで言えば「転職するのは勿論自由だけど会社によっては地方勤務することもあるだろうから、地方の生活を楽しむ、地方でも出来ることに興味を見出せるといいかもね」と伝えておきました。

39歳二児の父おじさんにとっては、地方勤務は子育てもしやすく、色々家族で出掛けられて楽しい限りですが、20代後半独身男性にとっては、まぁ楽しくない・つまならないと思っても、仕方のないことだと思います。

こうした価値観の違い、理解不足に起因するミスマッチが早く無くなればいいのになーと思う次第です。

では。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?