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みんなは人生についてどう考えますか?

私が2000年に生まれてから2020年の今20年が経ちました。最近では人生100年時代を言われて老後の人生も豊かに生きていくことが推奨されています。私の人生を最長まで生きれると仮定すると、私の人生は残り80年あるということになります。

では人生って何?

誰しも人生について考えた経験があると思います。人生とは何か?人生を生きる意味とは?人生を幸せに生きるためには?

など人生についていろいろ私たちは考えます。そして人はその哲学的な問いに対していろんな比喩を用いて説明したり、解釈したりします。

ゴール型の人生と例える人

たとえば、人生を登山と例えたり、マラソンと例えたりする人がいますよね。その考え方には僕は賛成できないです。人生にはゴール(終点)があってゴールにむかって必死に生きようということです。

ではゴールって何?大金持ちになること?100歳までいきること?自分の夢が叶うこと?そもそものゴールを明確に持っている人はほとんどいないし、ゴールというか目標は絶えず変わるモノだと思います。だから、ゴール型の人生の考え方をすると登頂できずに死を迎えることなど未踏でおわるという結末を迎える可能性もあります。

よって私はこの考え方はしっくりきません。

では私の考える人生の考え方とは

人生は選択の連続である

人生はいくつもの分かれ道(選択肢)があって日々私たちは選択肢を選んでいる。そしてその選択肢からつながる結果が今の自分の状態につながっているという考え方です。そして、未来は何億通り以上の結果が起こる可能性がある中の1通りが自分の人生であるという考え方です。

例えば、僕が幸せな家庭を持つ未来や、ホームレスになる未来、外国に移住する未来など、今まで生きてきた選択から、これからの未来に偏りがあるものの何億通りもの未来の可能性があるのです。近い未来では、明日交通事故にあって骨折したり、もしかしたら当たり所が悪くて死んでしまうことだってあるかもしれません。

このように何が起こっても不思議ではないのです。

あらゆる可能性を秘めている世界

この考え方は私が一番しっくりくる考え方です。

この考えを持つようになって人生についていろいろ考えられるようになりました。

この考え方を受け入れたきっかけがある小説にあります。

オーデュボン

伊坂幸太郎さんのこの作品です。私は大の伊坂幸太郎先生のファンで、高校生の時にはまりほとんどの作品を読みあさりました。寓話で少し内容は難しい部分はありますが、僕のこの価値観が生まれるきっかけが詰まった本当に良い作品です。

話は戻りまして、なぜ人生を選択肢の連続と考えるか?人生は選択の連続であると考えるといいことはあるのか?について述べていきます。

①主体的に生きられる
②変化し続ける毎日

①主体的に生きられる

毎日が選択の連続と考えます。すると、自分が選んだ選択の結果が人生の結果につながるという考えに至ります。そうすると自分の人生に主体性が生まれます。全部自分が選んだ道なんだと・・・

そうすれば世の中の出来事に責任感が生まれてきます。例えば、今日僕がSPIの勉強をするかYouTubeを見る選択をするのか、もしくは両方選ぶのかこの選択が将来の自分の結果に影響を及ぼすという事です。この選択が良い影響を及ぼすのか、それとも悪い影響をおよぼすのかそれは今わかることよりも未来など、少し時間がたってからわかることも多いかもしれません。

ただ、このように将来、良い結果に作用するためにこの選択をしようという意識があれば、主体的に物事に取り組む姿勢が生まれます。


②変化し続ける毎日

2つめ、人生は変化するものであるという意識を持つことです。先ほどの考えである人生はあらゆる結果になる可能性を持っていて、人生はその選択の結果に過ぎないという話をしました。しかし、人生は私一人で生きているわけではありません。また、天候や災害など自分の選択では予測できない不確実な要素が沢山絡み合っています。

そして、明日になったらまた状況や条件は変わっているので、昨日とは全く別物の世界であるということです。だから、今日起こっていることが今後一生続く事は無いと言うことです。

そう考えたときに、自分ではどうしようもない事も起こりうるでしょう。例えば、たまたま雨の日だったとしましょう。(僕は雨の日が嫌い)そして、バイト先にいきます。そこでお客さんの機嫌を損ねてしまったとします。

ここであなたは自分の行動のこの部分がいけなかったと反省するでしょう。確かに、あなたの言動に問題はあったかもしれませんが、これはあなただけの責任ではない場合もあります。

というのは、お客さんが機嫌が悪かったのは、今日が雨の日で、テンションが上がらない日だった。または、雨で電車に乗ってきたら傘を忘れてしまった。など、お客さんの人生もあるのです。

だから、お客さんにおこられた結果、その自分の問題のプロセスはしっかり反省する必要はありますが、何もずっとこのことについて考え続ける必要は無いのです。

だってその日がたまたま雨が降って、機嫌の悪いお客さんに出会って、自分が接客担当にたまたまなったから起こったことであるからです。

すべてを他人のせいや何かのせいにしろというわけではなく、自分の力では変える事のできない結果もあるから、そんなに気にせず、切り替えて生きていこうぜ!という事です。

だってそのお客さんと明日も顔を合わすこともないし、明日が晴れかもしれないし、明日は絶えず変化しているのです。


終わりに

私は些細なことにも気にしすぎて、悩むような性格なので、こういう考え方を持つようになってから、少し気楽になれる事もある用になりました。

うまく説明できたかわかりませんが、一番言いたいことは

結果は人生の選択の連続であるので、どんどん状況は変化していくよという事です。

今回は自分の人生についての価値観についての話でした。これを期に毎日を主体的に、またよりよい結果になるように良い選択をしていきませんか?



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