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キャディーで学ぶコミュニケーション力

皆さんいつも読んでいただき、ありがとうございます!

今回は自分のバイトで得た能力について話していこうと思います。

ところで私がしているバイトは何かというと

そう!キャディーです!

皆さんキャディーをご存じでしょうか?ゴルフをしている人ならご存じかと思いますが、若い世代(私と同年代の人)でゴルフをしている人は少ないのでキャディーについて訪ねると「カートを運転する人やんな?」などの答えが返ってくることが多いです笑。

私がキャディーとしていることは車の運転だけではありません!

そもそも、カートは誘導線に乗って指導で動くので進行or停止のボタンを押すだけで自動で動くのでほとんどカートは運転していません!

じゃあ、キャディーとは何する人?


キャディーについて

プレイヤー(競技者)のバッグやクラブを運ぶ人物であり、プレイヤーに助言を与えたり、士気を鼓舞する役割も果たす。ゴルフ規則では、「規則にしたがってプレーヤーを助ける人」と定義されている

私が普段しているキャディーの仕事としては、ピン(穴)までの距離を計測して伝え、クラブをお客さんに渡したり、コースの攻略の仕方、グリーン上でラインを読む(ラインとはアプリのLINEではなく、ボールが左右どちらに曲がるかや傾斜を教えてあげること)などがあります。

大雑把に表現するとこんな感じでキャディーのバイトをしています。細かくいうともっともっとすることはあるのですが、だいたいキャディーについてわかっていただけたでしょうか?


なぜキャディーを始めたか?

キャディーを始めた理由は単純明快でお金を稼げるからです!

すみません、汚い人間かと思いますが大学生が自由に不自由なく遊ぶためにはお金が必要なのです!キャディーをする前はキリン堂で働いていたのですが時給はなんと800円でした。今考えるとなんて低いんだと思います(奈良県の最低賃金は本当に低い)。キリン堂で一日8時間ほど働いて6400円しか稼げない。しかも、結構しんどい。こんなんやってられるか!と思っていたところ友達の紹介でキャディーを始めることになりました。給与はだいたい2倍くらいになりましたね。

という単純な理由で始めたキャディーでしたがこれが結構自分にとって楽しい仕事となりました。楽しい理由は2つあって

①ゴルフが好きになった
 ②いろんな人と出会うことができる

1つめの理由に関してなんですが、もちもと野球部であった僕からしたら夏の炎天下で一日キャディーをするのも、真冬のさぶい中キャディーをするのも朝から晩までのハード練習に比べたらアップをしにゴルフ場に行っているようなものですごく楽でした。しかも、お客さん(おじさん)のプレーを見て「なんでこんなプレーになるねん!」と心の中で思っていて(実際ゴルフをしてみると全然うまくできません!笑。なんならおじさん達うまいなと思うようになった)。そんな理由で始めたゴルフにドはまりしました。


2つめがいよいよ今回の本題になります!

口下手で前置き(導入部分)が長いので話に飽きられる可能性もありますよね(今後改善していきます!)。ここまで読んでくれた方もう少しお付き合いください!

キャディーのバイトを始めてから本当にいろいろな方と出会います。70回以上は出勤しているので1組平均4人のお客さんを担当していると考えると今までに280人ほどのお客さんと出会っている事になります。いや、「俺居酒屋でバイトしてるけど余裕で超えてるわ!」とおっしゃる方もいるでしょう。しかし、人数というより一人あたりに対する関わる時間の長さがキャディーは断然長いということを私は言いたいのです。

ゴルフのハーフで約2時間半のプレー時間なので、一日18ホールで5時間ほどお客さんと一緒にいることになります。めっちゃ長くないですか?だからこそお客さんとの関係性がすごく重要な仕事になるのです。例えば、嫌いな人と5時間も一緒にいたくないですよね?ましてや遊びに来たのに嫌いだと思う人なんて最悪です。ここで重要なのは嫌われないことです。できればお客さんに好かれることがベストではありますが、それは人によるんです。その人の機嫌によっても好き嫌いは変化しますし、顔と態度が気に入らないと思われる事もあるでしょう。だけど、嫌われてしまうと非常に仕事がやりにくいのです。5時間も嫌われた状態で接客するこちらも心がつかれます。

今回お教えするコミュニケーション方法は最低嫌われない、しかし運良ければ好かれるor気に入られるというとっておきの方法です。

人に嫌われないor好かれる方法

方法は至ってシンプルです。

①人の名前と顔を覚えて名前を連呼する 
②その人が求めている「存在」になる

たったこの二つを実践するだけで嫌われることはまず少なくなります。あわよくば気に入ってもらえて企業さんの名刺をもらうことも・・・

①名前と顔を覚える

人って名前で呼ばれるとうれしいんですよ!僕なんて「はると」って呼ばれるだけでうれしくなってジュースおごってあげるよなんて・・・

【カクテルパーティー効果】相手に印象を強く残すことができる

つまり、名前をひたすら連呼するのです。例えば、「○○さん何のクラブにしますか?」「○○さんのクラブって高そうですね!」「○○さん出身どこですか?」など名前を呼ぶことでお客さんとの距離は確実に縮まります。

ただ、名前と顔がなかなか覚えられないんだよね・・・という方もいらっしゃるでしょう。良い方法があります。僕はポケットにメモ(紙)を忍ばせています。そして、そのお客さんの名前を書いておいて何度も見返すのです。そうすれば2ホールまでには覚えれます。それで忘れたらまた、見返したらいいのです。それでも覚えれないという人は相手の第一印象(見た目の特徴、服の色など)自分が相手に対して感じた事を名前の上に書いてください。

人の第一印象は数秒で決まると言われ、また見た目により決まります。よって、相手に対して抱いた直感を名前とリンクさせれば人間は第一印象を一番覚えるので、名前も一緒に覚えやすいということです。

私が普段する例を挙げます。名前を伺ってその人の顔を見たときに例えば「ゴリラだ」と思ったとしましょう。そうしたら、尾崎さんの名前の上に「ゴリ」と書きます。そして。二人目のお客さんが来て顔を見ると「いかつい」と感じたとします。そうすると野田さん「いかつい」と名前の上に書くのです。そうすれば、以外と簡単に名前が覚えられます!

これを日常に応用した場合は簡単にメモ用紙とかはポケットに忍ばせてはいませんが、新しい交流の場とか、人とたくさん出会う場で人と交流を深めたいや親しくなりたいと思うときはポケットにメモを忍ばせてみてはいかがですか?

②その人の求めている存在になる

これは相手を観察することが大切です。そして、自分がどういう役(雰囲気や態度)を演出できるかが重要になります。

実際の例で考えてみましょう。

40代男性の例

相手は普段会社で働き一定の地位を得て自信を持って週末自分の会社の部下と一緒にゴルフ場に来ています。なんでそんな事がわかるかって?それはターゲットの服装や顔立ちや周りの人に対する態度やしゃべり方などをいろんな観点で観察すればどんな人かだいたいわかります。

この人の場合は私がなりきる役としては「何も知らない大学生です」。なりきる役は自分ができそうな役で良いのです。急に60歳のおじいちゃんになりきるとかそういうのではありません。そしてその役でたくさん質問します。「それってどういうことですか?」「へ~そうなんですね!」という具合にです。しかし、ここで注意することはあんまり世間知らずな大学生になりすぎないことです。お客さんに「何も知らん世間知らずなやつやな」とあきれられない程度にしましょう。よってその企業さんの業界についてとか企業の内情など相手にとって自信をもって熱く語れる話題なども良いです。そうすればターゲットはどんどん気持ちよく話してくれます。


55歳の男性の場合(ゴルフ場に女性が来る頻度が少ないもので男性ばかりですみません)

ターゲットには既にに大きくなった子供が2人いて仲の良い友人と一緒に週末ゴルフ場にきた。この場合は私がなりきる役は「その人の子供」です。ターゲットも私と同じ年代の子供がいるので、自分の子供とその親の気持ちがよくわかるので対応も優しく、またフレンドリーになってくれます。そういう時は敬語と時折ため口を挟むこともテクニックとして有効です。割合は8対2くらいがいいらしいです!

このように相手の求める存在になれば相手の懐に入り込めやすくなります。


終わりに

今回は僕のキャディーのバイトについて学んだことを書きました。本当はもっと細かく気をつけていることがコミュニケーションについてあるのですが、言語化することが難しかったです。これからもっとコミュニケーションについて言語化できるようになっていきたいと思います。

今回もお読みいただきありがとうございました!



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