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【発売日プレイレポート】「Outer Worlds」、過去の作品の良さをうまい具合に取り込んだ、王道の箱庭ゲーム。 #OuterWorlds #ゲーム #レビュー

本日発売のゲーム。「Outer Worlds」。

発売前から、

あの Fallout New VegasやOblivionを産み出した

Obsidianという製作会社のゲームということで、
かなり期待していました。

ただ、似たようなゲーム

ベセスダの「Fallout4」では、主人公がしゃべる、ストーリーが薄い、いらないクラフト要素が多い、ほぼマイクラみたいになっている

といった感じで、

「ストーリーや世界観が濃密な、
やりごたえのあるRPGをやりたい」

という人にとっては、物足りないものでした。

その点、別会社のオブシディアンが作った「Fallout New Vegas」では、世界観の素晴らしさもさることながら、ストーリーの自由さ、ロールプレイのしやすさ、など、世界観の作り込みが素晴らしく、ほんとに

「その世界に生きて、ゲーム内の世界に影響を与えてる」

感が強く、一時期めちゃくちゃはまりました。高校生と中学生のころにはこいつに青春を潰されたといってもいいくらいです。

「没入感」を出すのに大事なのが、「選択肢の多さ」。

今回のOuter Worldsでも強く宣伝されてましたが

略奪者に生きるのもよし、人々を手助けする人格者になるのもよし、非常な決断を下す合理主義者になってもよし、皮肉やおふざけばかり言うようなジョーカーになるのもよし。

というように、

「選択肢の多様さ」

が、ゲームをプレイする我々の、ゲーム内世界への没入感を高めてくれる。

今日はずーーっと、アウターワールドのプロローグ的な部分をやっていましたが

その「選択肢の多さ」という巧みさを今回も強く感じ、今後のゲームプレイもすごく楽しみになりました。

また、過去のオブシディアン作品やフォールアウトシリーズの伝統を引き継いで、それぞれの過去作品の」面白いゲームシステム」をいいとこどりしたような、私のようなへヴィーオープンワールドゲームユーザーには嬉しすぎるゲームシステムになっています。これについても以下述べます。

では、私が初日にアウターワールドをプレイしてみて感じたものを
書き連ねていきます。

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【世界観が最高。】

アウターワールドは、地球人が太陽系の惑星に進出し、植民地化をした世界を旅するゲームです。21世紀にワープ技術が開発され、それから続続と惑星の利権競争が始まり、多くの企業が覇権を争っています。

まず、この世界観からもう最高。宇宙が舞台だから、SFみがえもいし、惑星の雰囲気ももはや異世界。オブリビオンのDLC、シヴァリングアイルズを連想させます。

まず、世界観が最高すぎる。

性癖に刺さりまくる。

30年代風レトロ+スチームパンク+サイバーパンク+
レトロフューチャー+SF+スターウォーズ+ファンタジー。

オタクが大好きな要素がマシマシ。最高かよ。

「Fallout」シリーズのように、どこかレトロみを感じるものもある。

(キッチンや家具の感じが、いかにもレトロフューチャー)

(コンピューターの画面なんか、まんまフォールアウト。)

最初に訪れる街、「エッヂウォーター」は、産業革命時代のイギリスのような、スチームパンクみ溢れる雰囲気の街。

この街が抱える問題も、ヴィクトリア朝のイギリスが抱えていた
【雇用と衛星】【労働と健康】という、現実でも普通にありそうなのが面白い。

ネオンが暗闇に光る光景は、なんともサイバーパンク。

かと思えば、美しい自然もある。ちなみに、この写真の下で光ってるのはお墓です。お墓もエキゾチックでえもい。

【Outer World】は、まず世界観が問答無用でいい。
性癖に刺さりまくってしまう、危険な世界観。

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【選択肢が多様!!!】

世界の命運は、プレイヤーが握っています。街のリーダーを動かし、民衆を動かす。これは、ゲームだからこそできるきもちのいいこと。

序盤に訪れるまち、エッヂウォーターでも、主人公であるあなたは、様々な決断をしなければならない。

病気の人間をどうするか、借金の取り立て方法をどうするか、電力の供給先をどうするか、労働問題をどう解決するか・・・

こうしたそこそこ重い決断を、プレイヤーに平気で委ねてくるのがこのゲームの恐ろしいところ。

【恐ろしい決断】をプレイヤーにどん!!!と投げ掛けてくるのは、
オブシディアンの特徴です。

例えば、フォールアウトニューベガすでは、どこに核爆弾を落とすか、という鬼畜すぎる決断もプレイヤーに委ねてきます。

そこで、悩んで悩んで。でも、決断しないとストーリーが進まない。

街のリーダーと口論する女性。ちなみに、この女性は仲間になるのですが
仲間にして早々敵に殺されてしにましたw(おい)

キャラクターとの会話。この会話のときも、返事の仕方が無数にある。どう他人と接するかまで、あなたが決断しなければならない。

序盤のチュートリアル的な物語でも、
かなーーーり悩む決断を下さなければなりません。

【プレイヤーである我々が、自分で考えて動く】

ことを要求してくるのが、このOuter Worldという恐ろしいゲーム。

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【うまいとこ取りの憎いやつ】

このアウターワールドという新作は、過去作品で好評だった要素を
とことんぶっ混んでいます。

Fallout4やNew Vegasでもあった「サバイバル要素」
OBSIDIAN 作品特有の「決断要素」
OBLIVIONに特有の「幻想的・ファンタジー的世界観」

などなど。他にも、「しゃがむと低いところが通れる」など、これ、過去作品だと全くできてなかったので、じみに凄い変化。

難易度を最初に選べるのですが、ドMな私は迷わず

「最難関&サバイバルモード」を選びました。

サバイバルモードだと、睡眠、食事、水分補給をこまめにしなければいけなくなります。おまけに、敵も固くなるので、

ゲーム内のアイテムやリソースをフル活用しなければ、
すぐ死ぬ。

試行錯誤して、ほんとうに生き残るつもりでプレイしないといけないです。

このサバイバル要素は、過去の作品にもありました。

例えば、ニューベガすでは、以上の衣食のほかにも

【病気】や【骨折】、【放射能汚染】という要素も加わった、かなり本格的なサバイバルモードがありました。

Fallout4でも同じく。

今作は、そうした過去作品のサバイバル要素をうまーく、面白い要素として取り込んでいます。うまい。うますぎる。サバイバル大好きマン、歓喜。

他にも、以上に述べた【決断要素】は、やっぱオブシディアンだなぁという感じで、安心した。

登場人物全員殺してもどうやらクリアできるらしい

が、初回プレイは怖いので、普通にプレイしていきますw

(とはいえ、最初に銃をくれる人を撃ち殺そうかと一瞬迷ったのは秘密

また、世界観についても、過去作品から継承してるところがおおい。

幻想的な風景、ファンタジー的な生物や植物、どぎつい色使い

などは、OBLIVIONという、剣と魔法のファンタジー世界の箱庭ゲーからの要素を取り入れてる面もあります。

気持ち悪いクリーチャーなどは、こいつファンタジー世界からでてきたんじゃねえの。と思うほど。

幻想的な空。【宇宙】をかんじるな~

また、

寂れた街、郊外の廃墟、失われたテクノロジー

などは、明らかにFalloutリスペクト。

最初の街、エッヂウォーターにも、壁の周りにすごく廃墟がたくさん。

廃墟がえもい。そこは、さすがフォールアウトを作った会社だと思いました。

ふらーーっと、アイテム漁りに廃墟に入っていくあの快感。

気持ちいい。

ああ、きもちいい。

以上のように、Outer Worldは

過去作品のいいとこ取りをしている

という、とんでもないゲーム。

いいとこ取り、といえば、箱庭ゲームのいいところをうまーく融合させた

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド

と共通する部分もあると思います。

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【まとめ】

Outer Worlds
は、
過去作品の伝統をうまーく織り交ぜつつ
独特の世界観を作り上げた
新鮮かつ懐かしいゲーム。
また、選択がプレイヤーに委ねられ、
プレイするみんなが主人公の、素敵なゲーム。

ガチデ面白いですこのゲーム。やばい。絶対はまる。

来年には、さらにやばそうなゲーム、

Cyberpunk2077

も控えています。もう、震えて待とうと思います。

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