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私が泣いてしまう理由

私はよく泣く。お風呂に入っている時、勉強している時、布団に入った時。大声で泣くわけじゃないけれど、ぽろぽろと流れてくる。
私は小さい頃から背の伸びが早く、実際の年齢よりも上に見られることが多かった。「幼い行動をしてはいけない」という意識があった。それは泣くということも私の中の幼さであった。だから、泣きそうな時は目に力を入れて耐えていた。

私は自分の感情の動きを感じるのが鈍いし、その動きを言語化するのが苦手だ。だから、涙が出ても明確な理由は出てこない。どうして泣いてるの?と聞かれてもわからないとしか言いようがないのだ。だから、相手は眉毛を下げて、そっかと言い残す。
 結局、その気持ちがわかるのはお風呂に入っている時とか、髪の毛を乾かしてるときなのだ。

結局のところ、泣くというのは「透明な血」なのだ。怪我をすると赤い血が流れるように、心が傷つくと透明な血が流れる。

すぐに自分のことをわかる必要はない。時間がかかってもいい。自分に素直に、正直になろう。


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