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【パワプロ2022】グレイバー・トーレス(2022年・ニューヨーク・ヤンキース)【パワナンバー】

グレイバー・デビッド・トーレス・カストロ
Gleyber David Torres Castro

NYY(2018 - )

復活したトッププロスペクト

 プロ入りしたのはカブスだったが、カブスの傘下マイナーでしっかりと結果を残し評価を高めた。2016年にトレードでヤンキースへと移籍するとこちらでも結果を残し続けた。
 2017年のMLBプロスペクトランキングでは3位に位置するなど、その実力は高く評価されていた。2018年には早くもメジャーリーグ昇格を経験、球団史上最年少でサヨナラ本塁打を放つなど鮮烈なデビューを見せた。さらにシーズン100安打も達成し、ミッキー・マントルに次ぐ球団最年少での100安打。123試合で.271 24本塁打 77打点とその打力は若くして爆発していた。
 2019年は開幕をセカンドで迎えたものの故障者続出のチーム事情もありショートを守った。しかし守備面ではエラーも目立ちショートとしては不安のある内容だった。だがそれを補って余りある打力を見せつけ、開幕から本塁打を量産。終わってみれば打率.278 38HR 90打点とそのポテンシャルの高さを見せつけた。
 だが2020年からはバレル率が大幅に悪化、打球が上がらなくなったこともありホームランが減少。2021年もその傾向が続き、127試合で打率.259 9HR 51打点。さらにショートを守ればエラーを連発と、あの頃の輝きはもう失われたかに思えた。最悪とすら評され、トレードで放出するべきとも言われ始めていた。
 しかし2022年、再びトーレスは帰ってきた。再び打球が上がるようになったトーレスは長打力を取り戻したのだ。守備位置もセカンドに戻ったことで安定、不安定さを払拭した。この活躍もあり141試合に出場して打率.257 24HR 76打点と以前の水準をクリアし、見事トッププロスペクトは帰って来たのだ。

2022年成績 .257 24HR 76打点 10盗塁

パワナンバー : 10400 21595 28532
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査定について

 基本的にロマン砲内野手というところですが、2シーズン低迷していたこともあり弾道を3にしておきました。打球が上がらなかったらどうしようもない感じが出てると思います。
 脚力は決して速いわけではありませんしかなり控えめな数字にはなってます。しょうがないね。
 守備面に関してですがショートのサブポジも付けましたが基本はセカンドです。ショートで目立っていた送球エラーに関してもセカンドに回ってからは落ち着いています。

広角打法

 逆方向によく伸びるというか、あれが入るのかという打球が結構ありますね。ヤンキースタジアムという部分もありますが。

マルチ弾

 38HR打った時からそうですがホームランの固め打ちには定評がありますね。暴れる時は大暴れ、そういう感じです。

悪球打ち

 ボール球だろうが積極的に振っていくスタイルですが、結構コンタクトもできるので器用さもあります。フォアボールは選べません

インコースヒッター

 基本的にインコースに強くて、ボールゾーンでも打てています。ただアウトコースのボール球は手を出す上に空振りしてしまうという弱点も。

ひとこと

 ヤンキースご自慢のトッププロスペクトだったのでトレードしてしまえ論に対してはどうしても否定的でした。帰って来てくれて本当によかった。まあこういうタイプの選手なので今後も波はあると思いますが、長い目で見ていきたいですね、まだ若いし。
 一応WBCにもベネズエラ代表として出てましたがあまり成績は良くなかったので残念でした。まあそういうこともある。


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