パワプロ2022 オリジナルチーム 高富ジャベリンズ

まえがき

 パワプロ2022でドラフトでクソ弱い選手だけを指名し続けたらどうなるだろう……という気持ちで始めたペナント企画でしたが、15時間の死闘の末に優勝を果たすことはできませんでした。非常に残念です。でもまあ日本一になったし個人的にはそれなりに満足しているんですが。
 というわけで、その最弱選手だけをかき集めたチームをオリジナルチームとして設定したのでちょっと上げておこうかと。
 一応LIVEチームにもアップロードしたのでパワナンバーアレしておきます。

パワナンバー
20900 90030 99990


チームの詳細・歴史

 家電メーカーの高富電機が1975年にプロ野球への参入を企図。1970年、帝國ニッケルが大リーグに参入した際に新球団参入に関する規約が明確に設定されたこともあり、帝國ニッケルが参入した際よりもすんなりと加入が決まり、1978年シーズンから加入。
 とはいえ財政基盤的には他の財閥系球団と比べると弱いということもあって、なかなか予算を確保できないチーム事情に苦しんだ。参入後10年以上にわたって地べたを這いずり回るシーズンが続いた。その最大の問題とも言えるのが育成を主眼に置いた独自路線ドラフトで、「残り物ドラフト」と称されるほどドラフトでは徹底して無名選手の獲得に終始した。しかし「育成のジャベリンズ」とも言われるほど、無名選手が次々と覚醒して活躍するチーム事情もあって、二軍では人体実験が行われているのではないかといわれるほどであった。
 何度かAクラスに入ったシーズンはあったものの、それでも不人気球団であることは変わらず、選手たちの流出も相次いだ。球団創設30年目となる2007年に2位に入ることはできたが、それでも財政事情の悪化から2008年シーズンの終了をもって解散を発表。
 球団の解散には多くの反対意見も寄せられたが、1リーグ6球団を是とする規約からすると7球団である状況は是正されるべきとされ、解散が容認された。選手たちは分配ドラフトで拾われることとなったが、無名選手主体ということもあって多くの選手は拾われず、元親会社の高富電機が拾うこととなった。投手コーチなど首脳陣は育成手腕の高さが評価され、現在では帝國ニッケルの二軍首脳陣となっている。

選手紹介・投手

 投手陣の育成において最も重視しているのは球速で、とにかく速いボールを投げるということに重きを置いていた。速球派投手の多さは随一で、球の速さで支配的な投球をするエースが多かった一方、ノーコン投手の多さも目立った。
 実力のない選手にはスピードを身に着けさせるのが一番というのがコーチ陣の一貫した思想で、球が速ければどうとでもなるという現在のプロ野球の思想を開拓したチームと言える。

14 湯本明宏

通算 4.05 2勝1敗5H1S 40奪三振

 ジャベリンズには珍しい技巧派投手。とはいえ入団当初140km/h程度しか出なかった投手がプロ入り後150km/hを計測するようになった。さらに48イニングで41奪三振と、意外と三振も奪える。

16 榎田修光

通算 6.09 5勝22敗13H62S 57奪三振

 速球と変化球のコンビネーションが光る剛腕投手だが、クローザーとしては不安定な投球が続く。2005年から一軍で抑えを任されているが、通算防御率からもわかる通りその内容は不安定極まりない。

33 成澤幸一

通算3.26 16勝20敗54H2S 258奪三振

 右の速球派投手だが、特に注目されているのはジャイロボールとも言われるカットボール系のストレート。ジャイロ回転のストレートを武器にしているが、先発としてはイマイチ活躍できず中継ぎに。中継ぎとしてはまずまずの安定感を見せる。

18 仲居勇

通算 2.88 104勝73敗44H2S 1439奪三振
最多勝(2004、2006)
最優秀防御率(2006)
最多奪三振(2005 - 2007)
最高勝率(2006, 2007)

 全く無名の高卒投手が突如として覚醒、球界を代表するエースとなった。150km/hを超す速球を制球良く投げ分けるだけでなく、とにかく長いイニングを投げるスタミナも兼ね備える。速球に注目が行きがちだが最大の武器は変化球で、スライダーやSFFといったピッチトンネル理論に基づくピッチングで変化球を生かす。2006年には投手四冠を獲得するなど、その完成度はジャベリンズで歴代最高クラス。泰平コメッツへと移籍後もエース投手として活躍した。

11 堀江康平

通算 3.02 146勝170敗1H 1960奪三振

  アンダースロー投手にしてはストレートの速さに定評があり、珍しく技巧派ながら入団した。またどれだけ投げても壊れないと言われるほどのスタミナを兼ね備えていたことから、1年目から投げまくった。通算キャリアで獲得タイトルは何も得られなかったが、それでもとにかく壊れずに投げ続けたということもありジャベリンズの低迷期を支え続けた功労者で、分配ドラフトでは紀洲鋼鉄が獲得を発表したものの「自分はジャベリンズの堀江だ」と語り、移籍を拒否。引退扱いとなった。

19 鈴木達郎

通算4.49 7勝14敗29H2S 134奪三振

 左の速球派投手として期待されているが、先発としては失格の烙印を押されてしまった。中継ぎ投手としてはまずまずの数字を見せており、特に奪三振能力が光る。分配ドラフトで帝國ニッケルへと移籍したが、先発として期待されたものの結果を残せず。

46 犬飼謙次

通算3.02 64勝67敗 1101奪三振
最優秀防御率(2004)
最多奪三振(2008)

 プロ入り後球速が覚醒、150km/hオーバーの速球を投げ込むようになった。さらに制球力の課題も克服したことで一気に覚醒。時折調子を乱し大量失点をしてしまうという課題を持っているが、2004年は年間を通して安定した投球を見せたことで防御率1.93を記録。ジャベリンズ最終年に最多奪三振を記録。その後は分配ドラフトで大島田ペンブロークスへと移籍したが、本来の投球内容を取り戻すことができず2012年に引退。

58 奥原貴照

通算4.26 8勝7敗20H 106奪三振

 スライダーしか投げられなかった男がパームを覚えたことで覚醒。中継ぎと谷間の先発としてまずまずの結果を残し、チームの主軸として伸び始めたこともあり、帝國化繊へ移籍。エース投手として君臨した。

22 依田智仁

通算 3.55 65勝83敗8H 1392奪三振
最多奪三振(2007)

 高校時代147km/hしか投げられなかった男がプロ入り後覚醒、左腕最速となる162km/hを記録するまでに成長した。制球力には課題があったものの、その投げるボールは一級品で一軍での登板を重ねた。とはいえ不安定な投球内容が目立った。2006年に防御率2.66でキャリアハイの数字を残したものの6勝9敗と勝ち星は伸びずに苦しみ、翌年に最多奪三振を獲得するも9勝8敗。歴史に残る剛腕も徐々に球速低下に苦しみ、この後は紀洲鋼鉄に移籍したものの怪我に苦しむシーズンを送り、一軍での復帰は果たせなかった。

39 河田伸吾

通算 3.27 24勝35敗22H1S 484奪三振

 球は速いし変化球は曲がる、その上コントロールは良い、全てのステータスが高いにもかかわらず、数字がついて来ない不思議な投手だった。しかし2007年に覚醒し防御率3.32の活躍を見せると、2008年はさらに凄みを見せたシーズンで初の二桁勝利。分配ドラフトで浜岡アルバコアズへと移籍したが、2008年ほどの活躍は見せられなかった。とはいえ先発ローテを支えるそこそこの投手として活躍。

52 丸尾圭司

通算 5.24 3勝6敗7H2S 29奪三振

 球が遅いにもかかわらず一軍での登板機会を得た数少ない投手。何より注目されていたのはそのストレートの質で、球は遅くても空振りを奪えるストレートは出色。しかしなかなか一軍では結果が出ないシーズンが続き、分配ドラフトでも指名されず帝國ニッケルの球団スタッフとして雇用された。

45 豊川祐貴

通算 3.03 16勝20敗47H5S 254奪三振

 独特の軌道を描くフォークが武器で、本人は「スプリットチェンジ」と呼んでいる。落差よりもタイミングを外すことを重視したフォークで、一軍でも通用するレベルの変化球だった。ストレートの質が向上したことで一軍で活躍し、ジャベリンズ最終年には先発として成功。帝國ニッケルに移籍後はロングリリーフとしてまずまずの活躍を見せた。

67 浅川靖弘

通算 2.61 35勝24敗113H100S 453奪三振

 一時期のジャベリンズの勝ちパターンを支えたリリーフ。特に2004年は圧倒的で、60イニングを投げて防御率1.04と鉄壁のリリーフだった。しかしその後は勤続疲労からか数字は落ち込み、分配ドラフトで帝都新報へと移籍。移籍後は球速ではなく制球を重視したスタイルにモデルチェンジしたことで復活した。

60 稲本一徳

通算 5.08 6勝4敗18H 41奪三振

 「制球が良すぎてフォアボールを出してしまう」とも言われ、四隅を狙いすぎる投球スタイルが仇となり苦しんでいた。2008年にプチ覚醒を見せ、その後は投手育成に定評のあるダックスへと移籍。ここで制球にこだわらないということを学んで覚醒した。

36 福岡寛貴

通算 2.69 9勝4敗7H 105奪三振

 ジャベリンズ末期の球速にこだわらないドラフト方針へのシフトから獲得された投手。制球力が覚醒したこともあり、一軍で期待される投手ともなったが、充実の先発陣ということもあって起用機会はなかなか得られなかった。浜岡アルバコアズへと移籍し、ここでエースとして覚醒。

選手紹介・野手

 充実の投手育成にたいし、野手育成には苦しんでいた印象で、無名の野手を覚醒させるということの難しさを感じさせる。とはいえ、無名の外野手だった石塚を覚醒させ481本塁打を放ったり、大浦が通算2810安打を放つなど、成功例もある。

8 柿澤勇人

通算.202 582安打 11本塁打 167打点
GG賞(2002)

 守備型捕手として期待され、一軍での出番も多く与えられたが、肩の強さを武器にしていたはずがイマイチ肩では勝負できず、ランナーを刺せないという問題を抱えることに。打撃面の非力さも目立ち、なかなか正捕手に定着できない。

43 大曽根道大

通算.167 352安打 8本塁打 90打点

 社会人屈指の守備型捕手であったが、こちらも肩の弱さを抱えることとなり苦しむことに。柿澤、大曽根とも打席の左右以外でほとんど内容が変わらないため、二人の併用体制が続いている。

66 キーン・レスター

通算.264 804安打 100本塁打 352打点 29盗塁
GG賞(2007)
B9(2007)

 三塁手の助っ人として入団したが、その後セカンドへと転向。強打のセカンドとして活躍したが、江原の成長もあって起用機会は限られた。ただ江原が外野としての起用機会を増やしたこともあり、その打力を復活させた。球団解散後は母国へと帰った。

68 セドリック・ブアマン

通算.271 1005安打 202本塁打 566打点 31盗塁
B9(2001, 2003, 2004)
GG賞(2002 - 2005, 2006)

 強打のサードとして君臨し、2年目の2002年には24本塁打、さらに翌年には31本塁打と覚醒。ブアマンが覚醒したことでレスターはセカンドに回った。長打力は一級品で、野手が曽田泰安チームを支えてくれた。分配ドラフトへの参加を表明し、帝都新報が獲得したものの、成績が復活することはなく終わった。

51 江原宏次

通算.274 506安打 27本塁打 159打点

 高3から外野手に回った選手だったが、ドラフト指名後元のポジションであるセカンドに戻った。守備型の二塁手としてじわじわと出場機会を得ると、打撃面でもまずまずの活躍を見せた。2006年からはセカンドのスタメンとなり、ハイアベレージを記録。泰平コメッツに指名され移籍したが、ここでは肝心の打撃が衰えたこともあって出場機会が減少。

25 石崎進

通算.194 145安打 4本塁打 36打点 37盗塁

 一芸特化型選手重視ドラフトの産物としてドラフト2位で入団。俊足でしかない選手だったが、守備を磨いたことで一軍での出場機会を得るに至った。とはいえ一軍では苦しんでおり、通用していたとは言い難い。

38 棚橋博久

通算.285 190安打 9本塁打 51打点 11盗塁

 一芸特化ドラフトで俊足野手として入団したが、パワーが突如として覚醒したこともあり一軍に定着。主に代打として2008年は活躍し、帝都新報へと移籍。帝都新報でも代打の切り札として活躍し、「初代代打の切り札」として挙げられることも多い。

5 今野朋孝

通算.267 625安打 32本塁打 209打点
GG賞(2008)

 パワーに定評のある一塁手だったが、プロ入り後は打撃の技術を磨いたことで一気に成長。アベレージを重視するスタイルに変更したことで2004年から代打の切り札として活躍、助っ人外国人がなかなか当たらないこともあり、2006年からは一塁のスタメンとして起用されることも増えた。しかし、分配ドラフトでは指名されずにキャリアを終えた。

26 姫野克幸

通算.180 11安打 3本塁打 7打点

 守備型二塁手だった姫野は、プロ入り後打撃が覚醒。しかし、二軍では無双する一方で一軍では結果が残せず、分配ドラフトでも指名されることなくキャリアを終えた。

34 駒居英俊

通算.000 0本塁打 0打点 0盗塁

 最後の年の最後のドラフト1位。打撃センスを高く評価され入団したものの、育成には時間がかかった。消滅した球団の最後のドラ1として現在は解説者を務める。

29 草野博幸

通算.245 12安打 0本塁打 3打点

 たぐいまれなる打撃センスを持つことでジャベリンズでは早くも4年目の2008年に一軍昇格を果たし、代打サヨナラヒットを放つなど印象的な活躍を見せた。帝国ニッケルに分配ドラフトで移籍したが、決定打に欠ける感もあり一軍での活躍はできず。

0 小栗竜士

通算 .280 1466安打 83本塁打 451打点
GG賞(2003, 2005, 2006)

 社会人ではほとんど結果が残せなかった選手ながらまさかのドラフト一位指名で、史上最大の意味不明ドラフトとも言われた。しかしそのセンスは本物で、入団後は着実に打撃が成長。1999年から本格的に試合に出始めたが、2000年には.296で一時は首位打者争いにも絡んだ。2005年は.329と圧倒的な数字だったが、首位打者獲得は果たせず。分配ドラフトでは40歳ながら帝国ニッケルへと移籍、球団史上4人目の殿堂入り選手となり、球史に名を刻んだ。

28 平下祐作

通算 .264 695安打 128本塁打 357打点 23盗塁
新人王(2002)
本塁打王(2008)
打点王(2008)

 特に目立った特徴のない外野手だったが、打球を上げる技術を身に着けたことで「石塚二世」とも呼ばれる強打の外野手として覚醒。2002年は打率.303で12本塁打とまずまずの結果を残した。2007年には35本塁打を放つと、2008年にはジャベリンズ最後のタイトルとなる本塁打王を獲得。ファイアブランズ移籍後も長距離砲として活躍した。

50 カス・アークライト

通算 .242 272安打 30本塁打 119打点

 左の長距離砲として打線を支えることを期待され入団したが、その成績はなかなか安定しなかった。1年目の2006年は.250 8HRとイマイチな成績だったが残留。2007年は最悪のシーズンで、打率.199と大スランプ。やっとまともな成績を残した2008年だったが、当初想定されたものより数字はかなり悪く、獲得を目指す球団は現れなかった。

55 片田敏

通算 .207 195安打 14本塁打 60打点 25盗塁

 平下とともに期待された外野手。当初は俊足を武器にした外野手だったが、パワーが向上したことで大砲候補として成長。しかし一軍ではその実力をなかなか発揮させることができず、分配ドラフトでコメッツへと移籍。しかしこちらでも結果は残せず、2011年に引退。

9 藤田泰弘

通算 .100 1安打 1本塁打 1打点

 ほぼ実績皆無の選手だったが、夏の社会人野球大会で突如無双してチームを優勝に導いた。その実績もあってか2006年にドラフト1位指名されたが、かなり粗さのあるプレースタイルで即戦力とは言い難い選手であった。1年目のシーズン終盤に一軍昇格すると、代打でプロ初打席を経験、そこでプロ初本塁打を放ち、鮮烈なデビューを見せた。しかしその後は全くヒットが出ず、有望株ながら伸び悩んでいる。

10 浅尾嵩之

通算 .270 24安打 3本塁打 7打点

 ドラフト1位指名された大砲だったが、やはり打撃面にはかなりの粗さのある選手であった。しかし2005年に少ない出場機会ながら代打で3割を記録。6年目となる2008年、やはり代打中心の出場だったものの3本塁打を放ち、長打力を見せつけた。分配ドラフトでは指名されず、ブラックホークスの二軍打撃コーチに就任した。

7 富井竜志

通算 .341 28安打 8本塁打 21打点

 たぐいまれなる打撃センスを持っており、二軍ではたびたび首位打者を獲得。しかし特筆した武器があると言えるわけではなく、なかなか一軍での出番は得られなかった。ただ一軍では少ない出場機会でも結果を残すだけのセンスもあり、そのポテンシャルを期待され分配ドラフトで帝國化繊へと移籍。ここでも結果を残し、2012年には打点王を獲得するなど分配ドラフト組では一番の成功株と言える。

まとめ

 全体にチームの戦力はどうしようもなさが漂ってますが、センスのある選手は結構いますからね、そこまで弱いというわけでもないでしょう。
 今回の企画をやってわかったのは、投手は雑魚チームだろうが育つということですね。
 一方で打者というのはなかなか難しくて、特に長距離打者を育てるというのが難しい。一芸特化型選手しかいないので、ミートがクソだったり、守備がクソだったりと、なかなか伸ばすべきポイントが多すぎて大変でした。完全に覚醒頼みみたいなところはありましたね。まあでも思い入れのある選手が多くて、かなり好きなチームです。

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