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フェルナンド・タティス Jr.(2023年 サンディエゴ・パドレス)【パワプロ2022 パワナンバー】

フェルナンド・ガブリエル・タティス・メディーナ Jr.
Fernando Gabriel Tatís Medina Jr.

SD(2019 - )

エルニーニョ

 球界を代表する身体能力モンスターのプロスペクトで、2018年にはプロスペクトランキング8位に浮上、パドレスの組織内では1位の高評価を得た。
 2019年にはついに開幕ロースター入りを果たすと、いきなりショートを任せられた。とてつもないスピードと肩の強さ、そして何よりパワーが光り、わずか84試合で22本塁打、打率も.317と圧倒的な成績を残したものの、シーズン途中で負傷離脱してしまった。それでもわずか84試合の出場で新人王投票3位に食い込むほどの印象を残したのだから凄すぎる。
 2020年は短縮シーズンながら59試合に出場して17本塁打を放ち、打撃成績では圧倒無双。フルシーズン稼働したらどうなるのかと思われた中無双したのが2021年。開幕前に14年契約を結んでパドレスへの愛を見せると、正遊撃手を務めながらホームランを量産。ドジャースタジアムで1試合2本塁打を達成し、同じ日・同じ球場でマルチ本塁打を記録した初めての親子となった。この無双を続けた結果なんと42本塁打を放ってホームラン王を獲得、打撃成績は圧倒的だった。しかし2022年シーズン開幕前にバイク事故で骨折。さらにその後禁止薬物を使用していたことが発覚し、2022年シーズンを棒に振ることとなった。
 タティスの最大の課題は守備で、身体能力の高さは光るもののエラーがとにかく多い。守備指標も悪く、守備能力で足を引っ張っていた。パドレスはボガーツを補強、ボガーツがショートを守りタティス Jr.が右翼に回ることとなった。ライトに回れば身体能力をフルに発揮できるというところから期待感が高まっていたが、復帰してみるとまさにその予想は的中。外野手として縦横無尽に駆け回り、なんとDRSは+29の圧倒無双。肩の強さも光り、リーグ最高の外野手の一角に名を上げた。
 打撃面では以前のシーズンと比較すると不調だったシーズンで、特に後半戦の失速が目立ったが、それでもホームラン25本に29盗塁と身体能力はさすがのもの。ベッツアクーニャ Jr.といる中でナ・リーグ右翼手争いは過激さを増している。

2023年成績 .257 25HR 78打点 29盗塁

パワナンバー : 10400 52035 76367
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査定について

 身体能力お化けが外野に回ればそりゃこうなるでしょうという感じです。ショートの適性を付けるかどうかは悩みましたが、まあとりあえずつけといてもええかと思って付けときました。
 右投手相手にあまり数字が振るわなかったこともあって基礎打撃能力は微妙な感じです。肩の強さはメジャーでもトップクラス、高速レーザー付けるかどうか悩んだ。

対左A

 対右OPS.725と平凡なんですが、対左OPSとなると.915で一気に跳ね上がります。壊れちゃうよこんなの。

盗塁B

 29盗塁4盗塁死と成功率は高い。正直どうしようか悩んだんですが、ターナーと同じ感じで盗塁を上げて積極盗塁を付けないという形に。

エラー

 守備指標のバケモンだし、実際めちゃくちゃ守ってるけど、それでも6失策はしてるというね。まあちょっと気になる。ショートでもエラーが多かったし、守備能力を盛ってエラーを付けました。

アウトコースヒッター

 タティスが得意なのは低めかアウトコースか、かなり悩んだんですが、アウトコースの方が若干長打や打率も高そうなので、ここはアウトコースヒッターとしておきました。

ひとこと

 いやー強い、こんなん贔屓におったら最高やんけと思うけど、まあ後半戦の失速はちょっと残念でしたね。前半戦のまま言ってたら30-30もあったなとか思うのでちょっともったいない。タティスのポテンシャルを考えれば40-40もあると思うので頑張ってほしいです。

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