男子トイレのビデとパセリの共通点
ウォシュレットがないと死んでしまうぐらいウォシュレット乞食の筆頭です。ウォシュレットがないトイレはトイレじゃないと思っています。
男子トイレの個室にビデがついてることがあります。ビデです。
ビデを知らない人がいると思いますがまあ女性専用のやつです。
ビデの魅力ってあると思うんです。男には一生わからないビデの感覚。ビデって実際どうなんだろうな、って気になるところあると思います。
そこに興味を持たない人もいると思いますがそういう人は好奇心という概念自体がない人なんだと思います。
僕がクソガキだった頃、ウォシュレットのビデを見てトイレ出てから親に聞きましたからね。
「ビデって何なん?」って。
しかもオカンに。
確かオカンは何も答えなかったと思います。
それ以来僕はただただビデを見ると気になって、でもビデのボタンのマークって女性のマークだったりするので「押しちゃいけないんだろうな」って思って押すのをためらう。
そんな人生を過ごす中で、少しずつビデが何たるかを察していくわけですよね。男は。
ビデってどうなんだろうと思いながら、男はウォシュレットのボタンの前で悩むんです。押すか、押さないか。
ここに僕は、ビデとパセリに共通点を見出したんです。
男子トイレ個室のビデは料理に添えられているパセリと同じ。
あってもなくても変わらない。あったらあったで特に変ではないが、しかし意識しないわけでもない。
そういうものだと思ったんです。
で、そのビデを押すか押さないか、パセリを食べるか食べないかって、人によると思うんです。
押してみる人もいれば、押さないまま、ビデの不思議を残したまま、ブラックボックスとして残しておく人。
ちなみに僕は後者です。ビデが普通のウォシュレットとどう違うのか、僕は知りたいと思いながら、その欲求、その疑問を僕は死ぬまで解決しないままでいようと思うんです。
そして死ぬ前に僕は一言、「ビデを押してみたかった」そう言って僕は息を引き取りたい。
そんなことを思ったんです。
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