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悲しい

アメリカに住むユダヤ人の若者が家族から「お前はテロリストだから、縁を切る」と言われても、イスラエルによるガザに対する攻撃を非難している姿を報道特集で見た。
トラックの前に座り込んでガザに送る救援物資の妨害をしているイスラエル人女性を報道特集で知った。
ガザやウクライナに関する報道を見ていると悲しくなる。
見たくなくなる。

また地震。
四国には伊方原発があった。
すぐそばだ。

福島原発が被害を受けても、日本中の老朽化している原発を再稼働するらしい。
能登地震でも志賀原発が被害を受けた。
国民の大多数は「原発をやめろ」とは言わない。

私はまちづくり協議会であんしんグループのサブリーダーとして、毎年、防災訓練をしている。

自分たちの命を守ることには熱心だが、もっと大切なことがある。
避難訓練で色々活動する前に原発再稼働に反対するのが先だ。
こう思っても、防災訓練をやめて原発再稼働を反対しようなんて言わない。
地震に備えるんだったら台風が巨大化しないように再生可能エネルギーで発電しよう。ペットボトルなどのプラスチック使用をやめようなんて言わない。
ただ、リーダーが作れという資料作りに精を出している。
いくら正論を言っても誰も賛同しない。私は孤立したくないから仕方なく流れに身を任せているが、それが原因で不機嫌な顔になって、結局、誰からも好かれていない。
バカな男だと思う。

我々人間はどうにもならないことには目を閉じて、己の命を守ることだけに熱心になる生き物であるらしい。

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