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池に泳ぐ鯉のぼりが春の訪れを告げる、須藤公園

仕事場から歩いて10分ほどのところにある須藤公園。もともとは江戸時代の加賀藩の支藩の大聖寺藩の屋敷跡です。明治に入り、長州出身の政治家の邸宅となり、明治22年(1889年)に実業家須藤吉左衛門が買い取りました。

須藤家屋敷の一部として保存されていた庭園を、昭和8年(1933年)に須藤家が公園用地として東京市に寄付、昭和25年(1950年)に文京区に移管されました。池をまたぐ赤い橋の先には、同じく赤い弁財天の祠堂があります。

これは3月ごろに撮影したものです、祠堂の向こうに見えるのは藤棚です

この時期は池の中央を鯉のぼりが泳いでいます。のどかな風景です。池のほとりには藤棚があるのですが、開花は今月の終わり頃のようです。昨年は見逃したので、今年は咲き誇った頃に再訪する予定です。

鯉のぼりの数もこれくらいがちょうどいいような気がします

公園は高低差があり、回遊できる遊歩道が整備され、木々が作り出す緑に囲まれた園内を散策できます。先日は園内を見渡せる東屋でサンドイッチのランチを楽しみました。平日は人も少なく穴場的な公園です。

大きな木々が緑の姿を見せてくれます、鶴のような見えるのは皇太子誕生を祝う歌碑です


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