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地域との架け橋、#ADDress

年末年始休暇の前半1週間を使い、車でテクテク、伊那、加東(兵庫)、三好&美馬(徳島)の"家"を訪れてみた。

偶然の再会がある

仕事のために1日遅れで伊那に着いたら、家族の1人と、北鎌倉の家以来半年ぶりに再会。こういうサプライズは嬉しい😃。

荷物を置いて早速家守さんに教えてもらった謎の中華風居酒屋天壇へ。やたらパワフルで元気なおばちゃんの勧めるがままに、青紫蘇入り餃子と地元のソウルフード、ローメンを食す。

どれもハズレがなくうまい。ローメンはラーメンとうどんの中間くらいのモチっとした麺をマトンと野菜と一緒に炒めた感じ。ちょっと甘いので、途中で酢をかけたり七味を加えたりして味変させた方が良い。

伊那の家は三階建ての古い日本家屋。間口狭く、階段が急という、昔ながらの作り。中の構造も不思議ワールドで、人の部屋を通らないと風呂場に行けないとか、かなりウケた。こちらは一般のドミトリーも運営していて、地元の情報発信基地になってる様子。

手の届く田舎、加東

田舎感満載の古民家で、周りになにもないのだけれど、実は神戸まで1時間くらい。高速バスも近くを走っており、車がなくても通勤できてしまう。意外と便利な田舎。
ただ、古民家だけあって、やたら風通しが良く、寒い🥶!この家はシェアハウスになっていて、長期滞在の方が住んでいる

翌日は、姫路まで自転車で行ってみた。40キロくらいなので、こちらも1時間圏内。

お前が映り込まずに、白鷺城だけにしろよ!という批判は甘んじて受け入れるけど、対比を楽しんでいただきたく。

この日の晩は家守さんも帰宅され、今後の#ADDressのあり方とか熱く語り合った。いや、オレが一方的に熱くなったかな。
あー、その前に、一粒種のヤマちゃん(2歳)と熱く遊んだのだった。この年代の男の子はとにかくしつこい!しかも、体を使う遊びが好きなので、おじいちゃん👴大変。でも、楽しかったなー。子供たちが小さい頃のことを思い出して、すごく楽しかった。ヤマちゃんに感謝

残念ながら、今後短期滞在は受け入れないらしく、自分が最後だったみたいだけど、今回の滞在で、1番快適で良いところだった。

実は今回の1番の楽しみ、児島ジーンズストリート

なんせ、買い物解禁したからね。服の置き場所気にして買いたいもの買えないとか、着たい服着られないとか、オレには全く意味がないので!ジーンズで有名な岡山県の児島へ。まずは、ベティスミスで、オリジナルジーンズ作り。

土台になるジーンズを選んだら、ボタンやリベットを選んで自分で付けていく。これが意外と大変だけど、面白かった。体験時間約30分。自分だけのオリジナルジーンズができた。
ジーンズストリートには、個性的なジーンズショップがたくさん。

定員さんも美人で感じの良い人が多くて、そちらも楽しい。結局ジーンズ3本とシャツ1枚を購入。全部美人定員さんのお店から。そりゃそうでしょ!楽しく買い物できたら買うさ。

三好(旧池田町)ではスナック巡り

今回の旅は、古民家ばかり。こちら三好もそう。三好というより、自分の世代だと、高校野球で有名な池田高校のある街。

見た目も中身もかなり年季の入った古民家。先客は1週間くらい滞在しているという横浜から来た若者と、タイから来た女性。2階は自分1人だけ。今回は誰も来なかったけれど、襖一枚で仕切っているだけなので、複数名が隣に泊まったら、ちょっとしんどいかなぁ。いや、確実にオレは嫌だ

普段、1人だと夜の街には行かないのだけれど、クリスマスイブだし、ちょっと街に出てみた。基本寂しいシャッター街なのだけれど、一角だけスナックが集中しているゾーンがあった。で、入ったんだけど、お客さん誰もいなくて、60代半ばくらいのママと、カウンターで差し飲み。よく喋るのよこれが。

若い頃ホステスしてたら、お客さんが1万円のチップをくれて、ちょっと怖くてね。体求められたらどうしようとか考えて。いつでも返せるように、財布にしまってたのよ。10年くらい経って、もう結婚した後なんだけど、息子の野球の試合に行ったら、その人も子供の試合に来ていて。びっくりしたわもう。向こうもちゃんと覚えていてね、もうその時はこっちも結婚して子供いたから、怖い物ないわよ!え?おかね?そんなのいつの間にか使ってたわよ!

ママ、ありがとう😊

江戸から続くうだつの街並み@美馬

徳島にそんな古い街並みがのこっているなんて、#ADDressのこの家を知るまで、全くの無知だった。考えてみれば、四国を代表する吉野川流域は、当然の如く水運が栄えていたはずで、その街並みが残っていても不思議はない。
ただ、整備され始めたのはここ30年の話と言うら、四国に住んでいた40年前に知らなかったのも、宜なるかな。

その街並みにぴったりの元旅館を改装した古民家が、#ADDressの家。ここで、迎えてくれたのは3人の元気な男の子たち、5歳、3歳、1歳。食事時だろうがなんだろうが、自由に遊び、自由に食べる。我が家は父が厳しかったので、そんなことしようものなら、ご飯を食べられなかったけれど、時代は変わるってことね。

どうやら、外国人の多いゲストハウスのようで、自分がいた時も、オーストラリアから来た中国人の青年や、どこかアジア系のカップルが滞在していた。

ここで面白かったのは、タイプの違う店主がやっている2軒のカフェ。一つ目は、元ミュージシャンのシニカルさんがやっているワタル珈琲

大正時代の洋館奥にひっそり佇んでいる。軽い気持ちで田舎暮らしを始めることの危険や、カフェっぽいお洒落な感じに憧れる人たちへの揶揄と愛を込めた辛辣で的確なコメントが面白かった。一方で、どんな売り出し方をしたらそう言う人たちが気持ちよくお店に来て楽しんでくれるかの工夫も努力もしている。

もう一軒は、斜向かいにある森邸。ここはいわゆる古民家カフェなところ。感じが良くて可愛らしい女性が一人で切り盛りしていて、おじさんはそれだけで応援したくなる。意味もなくケーキセットを頼んでしまったよ。

盟友に会いに高知まで足を伸ばす

そう言えば、高知に単身赴任で転勤している友人がいたのだった。調べたら、2時間弱で行ける。昔は高速も橋もなかったから、不便極まりない場所だったけど、便利になったんだな。
まだ年末休みに入っていないと言うので、ランチに合わせて行くことにした。その前に、高知といえば、坂本龍馬。桂浜にある記念館に行ってみた。ここが、秀逸だった。龍馬が認めた手紙類が数多く展示してあり、幕末の気風がビンビン伝わってくる。33歳で亡くなってるとか、どんだけ若いんだよ。

友人のお堅い職場にヒッピースタイルのオレが訪ねて行くのもどうかと思うんだけど。職員の皆さん、脅かしてごめんなさい。彼が案内してくれた90歳のおばあちゃんが店番をしている洋食屋、はと時計。まだこういう店あったんだ!という昭和初期感(生まれてないけど)ただよう洋食屋。さすがのチョイス。元気でがんばっているようで良かった。かつて良く勉強していた頃(たぶん15年以上前)、一緒につるんでいた勉強仲間。こうやってまだ繋がっているのはありがたい。

鳴門🍥大橋と東九フェリー

運転して帰る気力はないので、徳島からフェリーで東京へ向かう。あさ、早めに出て鳴門の渦潮を見ることに。これもたぶん40年以上ぶり。風が強くて難儀したけど、ど迫力で、行ってよかった。船も快適で、ぐっすり眠れた。昔の雑魚寝の船旅とは違うんだね。何もかも快適に考えられていて、また利用したいと思った。

船上で見た夕焼け。

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