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裏が重要

「裏社会」と言うとなんだか危ない世界を想像してしまいますが、皆様が生活する中で目にする表の世界が存在するためには必ずそれらを構成する見えない仕組みが存在します。
今回はそんな裏を知ることが知ることがビジネスでもプレゼンでも、DXでも必要です。と言う話です。

裏を知る=深みが増す

 提案プレゼンテーションなどを聞いているとよくあるカタログに書かれているような話だけを並べてお話される方がおられます。当然ながら、商品を説明するのにカタログに書かれていることを伝えることは非常に重要なことです。ただ、なぜその製品が必要なのか、相手にとって何が良いのか?その「背景」が語られることでより深い話ができるのですが、「そういう情報は持っていません。」という方が多数おられます。
 実際カタログに書かれていることを読み上げるだけであれば、カタログを渡して相手に読んでいただいた方が手間がありません。「説明をした方がカタログを渡した時よりカタログに書かれている情報を認識してもらえる」という方もおられますが、確かに情報自体は伝わるかもしれませんが、頂いた時間やお話した時間に見合うかというと少し見合わないのではないかと感じます。

 「背景」をちゃんと認識し、伝えることで相手が色々なイメージをしながら内容を認識することができるようになります。
 深みが増すことで相手もより深く情報そのものを理解できるようになります。

裏を知る=仕組みを知る

 裏は何も情報の背景だけではありません。情報を構成する部品やつながりをしっかりと知る、つまり仕組みを知ることで話し方や組み立てかたも異なってきます。
 表の見えている範囲だけの仕組みであれば、単なるパーツしか認識できません。例えばデジタルトランスフォーメーションを行うとして、物を入れ替えれば終わり。という訳にはいきません。その仕組みをしり、構成するつながりをしっかりと認識した上で全体的な変革をどのように行うか。を考える必要があります。プレゼンテーションも同じです。繋がりを認識することでストーリー作りや流れをしっかりと構成することができるようになります。
 単に情報を伝えるのでは無く、しっかりと背景を掴み話、考えることが必要です。

裏を知る=凄みが増す

 背景が認識できるようになると、その他の人が知らないようなことも、しっかりと話をすることができるようになります。
 また、デジタルトランスフォーメーションも企画背景の深掘りができるようになります。
 つまりは、凄みが増すことになります。
 また、裏を知ることで多面的な話や企画ができるようになります。
 一つの側面で捉えるのではなく、多くの視点から最適なコトを認識し、話として伝えることもできるようになります。
 常に裏の裏も知るようにすることが必要です。

必要な情報以外も興味を持つ

 裏を知る。つまり背景を知るためには、表の情報以外にその背景やつながりをしっかりと情報として収集することが必要です。
 情報は無限にありますし、背景も表の情報と直接絡むものもあれば、絡まないものもあります。
 常に色々な情報に興味を持つことが必要です。
 例えば検索エンジンなどを利用する場合も、検索した結果からさらにわからないことや繋がりがありそうなことを興味を持ち、次々と調べていくことも必要です。
 自分の仕事のジャンルや国以外のこと、今のことだけでなく過去のことも調べることで裏を知ることができるようになります。

 直接的な情報以外、つまり「裏」を知り、話す・企画することでデジタルトランスフォーメーションの実現や商談を有利にしたり、良いプレゼンテーションを行うことができます。

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