覚書 日銀の金融緩和のコストとリスク

<シナリオ1>

消費税増税を行わない。
 ↓
海外から国債が売られ金利が上昇する。
 ↓
日銀がQQEによって大量に抱えた国債の価格が下がり損失が生じる。
 ↓
国の予算を圧迫する。
 ↓
緊縮財政となり経済を冷え込ませる。


<シナリオ2>
消費税増税する。
 ↓
消費が冷え、金融緩和の効果が相殺される。


●メモ いつまで金利が低い状態が続くかが問題。というか、なんでこんなに金利が低いままなのか?


−前提− 

QQEにより日銀は大量の国債を抱え込んでおり、金利が1%上がれば日銀の評価損は約23兆円に及ぶ。日銀の損失は国家予算を圧迫する。

27年の予算は約96兆円。
そのうち国債費は約23兆円。基礎的財政収支対象経費は約72兆円。

消費税増税1%で税収は約2兆円増える。





(参考)http://opinion21c.blog49.fc2.com/blog-entry-1019.html

(参考)http://www.jcer.or.jp/column/fukao/index612.html