子供達の中には胎内記憶や前世の記憶があるものがいます。

その子供が知るはずの無い出来事や知識をリアルに語ることから、なんらかの潜在的な記憶があるのは確かです。

ボリスという少年もその一人で、彼は前世の記憶があり火星人として生きていたと語っています。

かつての火星には高度な文明があり、惑星間を行き来していたそうです。彼自身も研究者として地球に訪れていたそうです。

彼は体質も特殊だったようで、生後4日で首が据わり、3ヶ月から4ヶ月には言葉を話し、2歳で文字を読めるようになりました。これは母親と幼稚園教諭が証言している事から信憑性が高い。母親は医者である事から、彼の特異な才能を見抜いたのかもしれない。

そうして少年は前世の記憶を語り始めたわけですが、地球の文明についても語っています。

かつての火星文明はエジプト人と交流があったというのです。そしてピラミッドの下には人類のまだ知らない古代の知識が眠っていて、スフィンクスの耳の後ろにはスフィンクスを開く仕掛けがあると話しましたが、どうやら扱い方を忘れてしまっているらしいです。

火星文明は高度な文明だったにも関わらず、衰退してしまうのは核戦争をしてしまったのだそうです。一部の火星人は地球に避難し、残った火星人は地下に都市を築いたといいます。

高度な文明だったにも関わらず、やはり滅びの道を辿るのです。風の谷のナウシカは人類の潜在的な記憶が作品として作られ、どこか懐かしい荒涼とした大地が焼きついているのかもしれません。