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THE SECOND2024 ノックアウトステージは3月から

THE SECONDの季節になりました

2月に東京・大阪の選考会が行われ、昨日抽選会が行われたTHE SECOND2024。ここから5月の生放送に向けて盛り上げていきたい!
たぶんお笑いファンの皆さんが勝手に盛り上がってくれるはず!
でも僕も盛り上げたい!という気持ちで記事を書いております。

今年の初めに技術やCG、制作チームを交えたキックオフ会議を行いました。
2024は2023で不完全だった部分をパーフェクトにすることを目標にしたいと思います。そのため演出部分での新たな要素は必要最小限にとどめます。とにかく去年やれなかったこと、上手くいかなかったことをしっかり点検して、改善しましょう」
総合演出としての所信表明をしました。

「ですが・・・皆さんもご存知の通り早速、去年と変えないといけない点が出てきました。そこは適宜考えておりますので追ってご連絡します。まずはそこは一回忘れて去年の反省点を洗い出していきましょう!」
そうです、今年初めに去年アンバサダーだった松本さんが「活動休止」を発表されたので、いきなり去年と大きく変わる可能性が出てきてしまいました。
現時点では松本さんが5月の生放送までに復帰されるのかどうかもわからないので、アンバサダーありver.となしver.を頭で展開しながら準備している段階です。

まだ着地もしていないし、どうなるか決まってない他の色々な変更の可能性が出ているため(それは僕にとってはかなり大きなことから小さなことまで、ここではみなさんにお伝えすることはできません)とりあえず結論が出るまではいろんな想定をしながら進めるしかありません。

対戦カード決まる

そんな選考会や抽選会にまつわるディティールは後述するとして、まずは昨日行われた抽選会でノックアウトステージの対戦カードがこのように決まりました。

©︎フジテレビ THE SECOND

会議で4〜5回は抽選シミュレーションをしているのですが、本番が一番エグい組み合わせになったかもしれないです。

抽選会のMCの令和ロマンくるまくんが「お笑いファンが深夜のファミレスでやってたこと」と表現していましたが、正直僕が大学生時代にこのトーナメント表があったら対戦シミュレーションしながらどこが勝ち上がるか予想するのをファミレスで朝までやっちゃいますね。

この抽選から1ヶ月、そして次のノックアウトステージまでも1ヶ月あけているのは制作体制のこともあるのですが、漫才師さんにどのネタをやるのか決めてもらう期間だと思っています。
対戦相手によってこのネタの方がいいとか先攻後攻どっちかによってネタ筋が変わると思うからです。時には前の対戦がこんな組み合わせだから、このネタの方が・・・と考える方もいるかもしれません。
とにかく一発勝負ですから、1ヶ月間でいろんな舞台でネタを叩いてどれにするかじっくり決めていただきたいという思いです。

抽選会のアーカイブ是非見てください

漫才師のみなさんが会場に沢山きてくれたこともあり、去年以上の熱気と楽しさのある抽選会になりました。YouTubeでアーカイブが見られますので是非、見てください。

去年よりかなり見られている!
何を隠そう、僕も生配信が終わってから、食事中にもう一回見直しました。めちゃくちゃ面白かったです。
そして今日もコメント欄を追いながらもう一回見ました。
そして、ナタリーさんやオリコンさんなど各媒体が取り上げてくださいましたありがとうございました。

「おポスト」ってなに??

僕が好きなテレビウォッチャーさんたちが軒並みリアタイで配信を見てくれていたようでそれも嬉しかったです。テレビそっちのけで見てくれるなんて!

抽選会が終わったら即、制作チームは会議でした。
この組み合わせで3月23日と24日に対戦をどの日程で行うか決めなければいけません。ありがたいことに両日あけて下さっているコンビもいれば、どうしても外せない仕事やずっと前から決まっている仕事があるコンビもいますのでそれをどう調整して試合を実現していくか。プロデューサー陣は本当に般若の面の如く、すごい形相で会議をしております。
おそらく近日中に全てのスケジュール調整が終わって日程が発表されるかと思います。
どちらも土日の開催になりますので是非、観覧の応募をお待ちしております。

募集ページにはこんなアンケートがあります

去年当たった人は当選させないとか、好きな芸人さんがいる回には当選させないとかそういったことはやりません。もちろんバランスなどは考慮して選ばせていただきます。なので、正直にアンケートに答えていただけると幸いです。

さて、この選考会と抽選会に向けて僕はどんなことを考えたのか。どんな準備をしたのか書きたいと思います。
ここからは、とにかくザセカンドの裏側を知りたい人。賞レースの運営ってどんな思考になっているのか知りたい人向けの記事です。去年、書くことがなかった生放送以外の部分の話になります。
(そしてXで「どうせフジテレビなんて何も考えてないんだろ」「どうせ偉そうにふんぞり返ってネタ見てるんだろ」「お笑いわかってない忖度まみれのスタッフがテキトーに選んでるんだろ」と息巻いている人に本当は読んでほしい)
お笑いなんだからとにかく情報なしにただ笑えればいい!という人にはお勧めしない記事になります。
それでも読みたい方に購入していただければと思います。

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